■ショック!!日本人は朝ごはんをお店で食べない!?台湾と日本の朝ごはん文化の違い
こんにちは!日本でも人気のタピオカ、小籠包、魯肉飯(ルーロウファン)、鶏排(ジーパイ)、胡椒餅など美味しい料理が沢山ある国、台湾の台南出身、リンです。私は台南で生まれ育ち、幼い頃から朝ごはんは1日の中で最も大切な食事だから必ず食べなければならないと教わってきたのですが、日本で生活をするようになって驚いたことがあります。それは、日本では朝ごはんを食べない人が多く、食べたとしても自炊、またはコンビニで済ませる人や、台湾とは違い朝早くから営業をしている朝食専門のお店がほとんどないことです。もちろん、台湾でも朝食を自炊で済ませる人はいるのですが、共働きの家庭が多かったり、台湾の学校は朝早くから始まるところが多かったりするため基本朝食専門のお店でテイクアウトしたり、お店で食べたりすることが多いです。さらに、台湾の朝食専門店では日本円で200円あればお腹いっぱい食べることができるため、利用客にとってのメリットが沢山あります。そこで今回は、日本で生活をして気づいた台湾と日本の朝ごはんの違いと、京都で見つけた台湾人も唸る台湾料理専門店をご紹介したいと思います。
■こんなに違うの?!台湾VS日本「朝ごはん編」
朝ごはんの種類
台湾:台湾式おにぎり「飯糰(ファントァン)」・台湾式サンドイッチ「三明治(サン ミン ヂー)」甘くないクレープのような「蛋餅(ダンビン)」・大根餅「蘿蔔糕(ローポーガオ)」・焼き餃子・・・など
※台湾では、「冷たいものは体を冷やして良くない」と言われているため全て温かい料理です
日本:おにぎり・サンドイッチ・パン・白いご飯・お味噌汁・・・など
※日本では、冷たい料理を朝から食べることもあります(例:コンビニおにぎりなど)
朝ごはんを食べる場所
台湾:朝食専門店・屋台・朝市場・学校やオフィス・家
※9割の人が外食で残り1割が家で食べます(基本自宅以外の場所で食べます)
日本:家(自炊)・コンビニ・カフェ
※集計をとったわけではないのですが、私の周辺では朝ごはんを食べない人が多いです
■京都にある台湾料理専門店「微風台南(ビフウタイナン)」
「微風台南」のオススメポイントその①:台湾人の私が食べても大満足!本場の味が楽しめるお店
じつは、このお店。日本人の友人が紹介してくれたのですが、「台湾料理がこんなに美味しいなんて知らなかった!食べた瞬間から台湾のことが大好きになったよ」と言われ、日本にそんなに美味しい台湾料理のお店があるの?と正直不思議だったのですが、食べてみてびっくり!まさかこんなに懐かしい味に日本で出会えるなんて思っていなかったので日本でも母国台湾の味を食べることができると知った時は本当に嬉しかったです。
「微風台南」のオススメポイントその②:日本では数少ない台湾定番の朝ごはんが食べられる
お店のOPEN時間は12時からですが、このお店では台湾の朝食で食べる定番料理から夜市(台湾の屋台)で食べることのできる料理まで様々な種類の台湾料理を食べることが出来ます。しかも値段が安い!!平均1,000円未満の料理が多く、友人と行けば色んな種類の料理を少しずつ食べることができます。さらに、種類豊富な台湾茶や台湾ビールも飲むことが出来るので、このお店へ訪れるだけで沢山台湾を味わうことができます。
■台湾出身の私がオススメする「微風台南(ビフウタイナン)」の絶品料理3選!
台湾朝ごはんの定番、大根餅「蘿蔔糕(ローポーガオ)」
この料理は文字通り、大根に米粉とシンプルな具材を混ぜて作る料理で、台湾では朝ごはんとして食べることが多いのですが、写真と同じ大きさの「蘿蔔糕(ローポーガオ)」を1人3~5枚食べます。結構腹持ちが良い料理なので、しっかりと満腹感を得ることができますよ。
■台湾で大人気のドラマ「想見你(時をかける愛)」に登場した甘い揚げ餅、白糖粿(ベーダングィ)
これは、台湾南部で食べられてきた昔ながらのお菓子で、揚げたお持ちの上に砂糖、胡麻、ピーナッツなどをかけて食べます。揚げ餅ですが、日本のお煎餅の様に硬いわけではなく、外はサクサク、中はモチモチっとした触感が楽しめるため1度食べれば病みつきになること間違いなし!このお菓子は、台湾で大ヒットした時空を越えたラブミステリードラマ「想見你(時をかける愛)」の中に登場したことで、台湾女子の間では恋愛成就を願って食べるお菓子として再注目されました。皆さんも恋愛成就を願って食べてみてはいかがですか?※このお菓子は、満腹になりやすいので、食べる時は注意が必要です。後、熱いうちに食べることをオススメしますが、できたての場合は火傷にも注意してください。
朝昼晩いつ食べても美味しい台湾式焼きそば「鐵板麵(ティエ バン ミェン)」
元々は台湾の夜市(屋台)で食べられていた料理ですが、トッピングされているお肉なしにすれば、朝食としても食べることができます。台湾の夜市で食べる場合は味が「黑胡椒鐵板麵(黒胡椒ソース入り台湾式焼きそば)」と「蘑菇鐵板麵(マッシュルーム入り台湾式焼きそば)」と2種類から選べるのですが、このお店では「黑胡椒鐵板麵(黒胡椒ソース入り台湾式焼きそば)」を食べることが出来ます。麺は日本の焼きそばとは違い、焼きそば麺とうどんの中間くらいの太さで、しっかり食べごたえのある中太面なので、少し鉄板の焦げ目をつけて食べるとこちらも癖になること間違いなし!1度食べると何度もリピートしたくなることでしょう。
■まとめ
今回は日本で生活をして気づいた台湾と日本の朝ごはんの違いと、京都で見つけた台湾人も唸る台湾料理専門店「微風台南(ビフウタイナン)」をご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?同じアジアでも台湾と日本では朝ごはんに対する考え方が違うことに驚きましたか?台湾の朝ごはんは今回紹介した料理以外にも沢山あるので、是非日本で台湾料理専門店を見つけたら皆さんも食べてみてください。もちろん直接台湾へ訪れてもらえたら台湾人みんなで歓迎しますよ!ちなみに、私が和食の中で1番好きな朝ごはんは、白米とお味噌汁のセットです。(これにお漬物もあると最高)凄くシンプルですが、体をしっかり温めエネルギーチャージすることができるので、日本へ訪れた台湾人には是非、日本の朝ごはんにチャレンジしてもらいたいです。
■台湾料理専門店「微風台南(ビフウタイナン)」 へのアクセス
住所:京都府京都市上京区桝屋町359
最寄り駅:京阪鴨東線/京阪本線「神宮丸太町駅」徒歩5分
バス:「河原町丸太町駅」から徒歩3分
営業時間: 12:00~15:00(L.O.14:30)、18:00~22:00(L.O.21:30)
定休日:月曜定休
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、お越し前に店舗にご確認ください。
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