オススメの場所
2022.08.04

台湾出身の私が日本で見つけたオススメの場所:山梨県 富士山の麓にあるキャンプ場

■富士山の麓で1泊2日のキャンプを楽しんだ翌日に富士登山にチャレンジ!登山初心者の私が経験した一生忘れられない体験

 私の出身地、台湾のほぼ中央部には富士山よりも高く、東アジア最高峰と言われる山、「玉山(ぎょくざん/ユイシャン)」があります。頂上までの高さは、なんと3,952m(富士山は3,776m)!私の父は幼い頃に玉山に登った経験があり、山頂から見下ろす祖国を見て、台湾は本当に美しい国だと実感したそうです。この話を聞いて私も父の様に高い山を登ってみたい気持ちはあったのですが、実はつい最近まで山登りにすら挑戦したことがありませんでした。そんな私に登山のチャンスが訪れたのは数カ月前。日本で生活する外国人が1度は訪れたい場所として有名な「富士山」開山のニュースが発表された直後、キャンプ好きな友達が「富士山の麓でキャンプした次の日に富士山に登ってみませんか?」と声をかけてくれました。私は、突然訪れたチャンスに無我夢中で飛びつき、参加することを決めたのですが、日が経つにつれ「(私は登山初心者なので)皆に迷惑をかけてしまうのではないか?」と不安になりました。しかし、登山経験やキャンプ経験のある友達のおかげで富士登山に初めて挑んだ私でも途中で諦めることなく登りきることができました。そこで今回は、その時の経験を活かして登山初心者でも富士登山を成功させる方法やアドバイスを紹介したいと思います。

■まずは、富士山の麓でキャンプをするならココ!「紅葉台キャンプ場」



 このキャンプ場は富士五湖(本栖湖・精進湖・西湖・河口湖・山中湖)の1つ西湖のほとりにあるキャンプ場です。富士山の麓には、いくつもキャンプ場があり、キャンプを愛するキャンパーの方達にとって聖地とよばれている場所もあるそうなのですが、私は何度訪れても紅葉台キャンプ場を選びます。理由は、キャンプ場全体が綺麗に管理されていて居心地よく値段も安いからです。西湖から道路を隔てた所にあるキャンプ場ですが、西湖は富士五湖の中でも特に神秘的で穏やかな穴場スポットなので、都会の騒音から逃れてゆっくりするには最適な場所です。(紅葉台キャンプ場には、泊まる人数に合わせたバンガローもあります)

■キャンプ場のアドバイス



その①:キャンプ場の予約は1ヶ月前に済ませておくこと。(キャンプシーズン中は特に注意)
その②:最近のキャンプブームに合わせて沢山の新作キャンプグッズが販売されていますが、持っていなくても大丈夫!レンタル可能なキャンプ場が多いので、事前にキャンプ場のHPを確認しておきましょう。

■次に富士山を登る時の心得



その①:必ず事前に情報収集
毎年、富士山の状況で登山シーズンや山小屋の営業が異なります。事前に登るルートや、その日の気候や温度なども、しっかり調べておきましょう。
その②:体に負担がかかるので体調を万全にしておく
(高山病:体内が酸欠状態になる恐れも)
登山前日に麓でキャンプをした場合、気持ちが高ぶって夜中までお喋りしたくなる気持ちはわかるのですが、登山では早朝から体力を消耗するので、しっかり身体を休めて体力を温存しておきましょう。
その③:登山必需品をまとめているサイトがあるので、複数のサイトを見比べて出需品を用意する!
登山用品一式を持っていない場合でもレンタルすることが可能なので、事前に調べておきましょう。(荷物の持ちすぎも注意!!)
※7月1日から7月9日までは全ての山頂トイレが使えません。携帯トイレを持参しましょう。

■富士登山の魅力

 富士登山の魅力はなんと言っても、一歩一歩自分の足で歩いて富士山の山頂にたどり着いた瞬間の達成感です。私の場合は山頂にたどり着いた瞬間感動し、台湾にいる両親へ電話をかけ「私も登れたよ!」と誇らしげに伝えました。登山中に無理をして高山病や怪我をしてしまった場合は途中で下山しなければならなくなることもありますが、登山が苦しくて心が折れそうになった場合は、山頂に頑張った自分へのご褒美が待っていると信じて登ってみてください。

■まとめ

 初めてのことにチャレンジする時は誰もが不安で、なかなか一歩を踏み出せないとおもうのですが、友達や家族と一緒に挑戦すれば、たとえ初心者でも達成することが可能です。そして、その時の達成感は今後自分が何かにチャレンジする時も背中を押してくれると思います。今回は日本の最高峰、富士山の麓でキャンプや吉田ルートからの登山を経験しましたが、次は父と同じ、東アジア最高峰の「玉山」にも挑戦してみたいと思います。読んでくださり、ありがとうございました。

■紅葉台キャンプ場と富士山吉田ルートの登山口へのアクセス

紅葉台キャンプ場:〒401-0332 山梨県南都留郡富士河口湖町西湖2202
富士山五合目(吉田ルートの登山口):〒403-0005 山梨県富士吉田市上吉田5617
※富士山を登る上で、様々な費用がかかります。詳しい情報は「富士登山オフィシャルサイト」のHPをご覧ください

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