オススメの場所
2024.05.02

タイ出身の私が日本で見つけたオススメの場所:大阪 海遊館

■自己紹介

 สวัสดีค่ะ (サワッディカ:こんにちは)水田地帯として有名なタイ中部にある小さな町出身のプーントンカム ガントラーです。私のフルネームはとても長いので「テム」と覚えていただけたら嬉しいです。私は幼い頃から日本のアニメや漫画を見て育ったので、日本語を字幕なしで理解できるようになりたいと思い高校卒業後に日本へ留学しました。現在は奨学金をもらいながら東京外語大学の言語文化学部へ通っています。よろしくおねがいします!

■大阪に屋内水槽の規模が世界トップクラスの水族館があることを知っていますか?

 突然ですが、皆さんは大阪に屋内水槽の規模が世界トップクラスの水族館があることを知っていますか?しかも、この水族館では世界最大の魚類“ジンベエザメ(Rhincodon typus)”や、大型エイの仲間、“イトマキエイ(Mobula mobular)”の飼育や展示に成功しているだけではなく、世界各地の海を細かく再現している水槽などもあるため、この場所へ訪れるだけで様々な角度から海の不思議について学ぶことができます。皆さんも、そんな水族館があったら訪れて見たいと思いませんか?では早速、大阪にある世界一オススメの水族館「海遊館」について紹介したいと思います。

■海遊館の魅力①:日本にいながら世界各地の海を体験!




 先程も少しご紹介しましたが、海遊館では世界各地の海を細かく再現している水槽がたくさんあります。たとえば、太平洋の北側にあるアリューシャン列島を再現しているエリアでは、くちばしが特徴的な鳥「エトピリカ」が、水の中に潜って泳いでいる姿を見たり、エクアドル熱帯雨林を再現しているエリアでは、世界最大の淡水魚「ピラルクー」が泳いでいる姿を近くで見たりすることができます。さらに、太平洋を再現しているエリアでは高さ9mある大きな水槽の中に2匹のジンベエザメや1500匹近い魚が泳いでいるため、自分の好きな角度から大きな魚たちを観察することができます。このように世界各地の海を細かく再現している水族館はタイにないため、家族や友達がタイから遊びに来た時は必ず連れていきたいです。

■海遊館の魅力②:様々な体験ができる!

 海遊館では、普段見ることのできない水族館の裏側「バックヤード」に入って、ジンベエザメが食事する姿や、飼育員さんたちから水槽内にいる魚たちについての話を聞くことができます。ただし、このバックヤード体験は凄く人気なので、参加したい方は事前に海遊館ホームページでご確認ください。

■海遊館の魅力③:多言語対応の音声ガイド!

 海遊館では、多言語対応の有料音声ガイドを借りることができます。これを使えば、展示されている魚の詳しい情報を知ることができるので、ぜひレンタルしてみてください。ちなみに、有料の音声ガイドは日本語・英語・中国語・韓国語・フランス語・タイ語、計6カ国語対応です。気になった方はコチラから確認してください。

■私がオススメする海遊館スポットは2つ!

①海月銀河(くらげぎんが)





 私は、水族館にいる生き物たちの中で、クラゲが1番好きです。なぜなら、子供の頃にタイの水族館で初めてクラゲを見た時の感動を今でも鮮明に覚えているからです。海遊館内にある「海月銀河」とよばれるエリアでは、流れ星がゆっくり流れているような姿で泳ぐ“カミクラゲ(Spirocodon saltatrix)”や、傘の部分に四つ葉のクローバーのような模様がある“ミズクラゲ(Aurelia aurita)”たちが暗い部屋の中で一筋のライトに照らされ泳いでいるのですが、その姿はとても神秘的です。皆さんもぜひ、自分のお気に入りクラゲを見つけてみてください。

②「ぎゅぎゅっとキュート」





 海遊館の5階にある企画展示室では、かわいくてキュートな生き物たちをぎゅぎゅっと集めた企画展「ぎゅぎゅっとキュート」を開催中です。ここでは、日本の水族館で大人気の生き物“チンアナゴ(spotted garden eel)”や、ディズニー作品「ファインディング・ニモ」に登場した“カクレクマノミ(Amphiprion ocellaris)”を見ることができます。

【question】皆さんは、チンアナゴがなぜ普段は砂の中に埋まっているか知っていますか?正解は、怖がりだからです。警戒心がとても強いチンアナゴは、危険を察知した瞬間逃げるために、体を半分砂の中に埋めているそうです。面白いですよね。ちなみに、警戒しすぎて砂の中でそのまま死んでしまうチンアナゴもいるそうです。しかし、砂から顔を出した瞬間、まわりのチンアナゴ同士でケンカしちゃうこともあるそうなので、水族館でチンアナゴを発見したら仲間同士でケンカしていないか、チェックしてみてください。

■海遊館へ行くときの注意点

・当日の混雑を避けるため、チケットは前売り券を購入しましょう
・休館日やイベントのスケジュールが変更になる可能性があるので、事前に必ずホームページを確認しましょう
・その他、海遊館ではルールがあるので、事前にホームページを確認してマナーを守りましょう!

■まとめ




 今回は、大阪にある世界一オススメの水族館「海遊館」について紹介しましたがいかがだったでしょうか?読者の皆さんが私の記事を読んで「海遊館へ行ってみたい!」と興味を持っていただけたら嬉しいです。海遊館では不思議な体験や、面白い体験が沢山できるので、大人でも子供の頃の気持ちを取り戻して楽しむことができます。ぜひ、今年の夏は海遊館へ遊びに行ってみてください!最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

プーントンカム ガントラー

国・地域
タイ
居住地
東京都
得意カテゴリ
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