オススメの場所
2024.05.07

台湾出身の私が日本で見つけたオススメの場所:東京都 皇居

■自己紹介

 感謝點開我這篇心得,這篇心得是寫關於我在日本發現有趣的景點的介紹,希望你們會喜歡。こんにちは、台湾出身のルーチアリンです。私は日本で生活を始めてから6年になりますが、今でも日本の大学に4年間留学して良かったと思っています。なぜなら、日本独自の文化や最新のイノベーションを取り入れた上で、高度な教育を受けることができたからです。さらに、日本語を学びながら、地元の人や留学生たちとさまざまな目的で交流しているうちに、異文化コミュニケーション能力も向上させることができました。現在は社会人として日本で生活をしていますが、私はこの6年間の経験を活かし、これからも日本で働きながら学び続けていきたいと思っています。

■今回、私が「皇居」をオススメしたい理由

 私が「皇居」をオススメしたい理由は、皇居は日本を象徴する重要な場所であり、歴史的価値の高い文化遺産の宝庫だからです。さらに、これらは全て台湾とは異なるため、「日本」を知る上で最も重要な情報を得られる場所だと思いました。そこで、今回は台湾出身の私が皇居の魅力的な場所や訪れる際に注意すべき点などを紹介したいと思います。

■皇居の簡単な歴史

①1457年:太田道灌(おおた どうかん)というサムライの小さな城として誕生
②1590年:お城の所有権が徳川家康に変わる
※この時、お城の所有権が太田道灌から、徳川家に変わる
③1638年:リフォームされた「江戸城」完成
④1868年:名前が「江戸城」から「東京城」に変わる
※この時、お城の所有権が徳川家から、天皇家に変わる
⑤1869年:「東京城」から「皇城(こうじょう)」に変わる
⑥1889年:「皇城」から「宮城(きゅうじょう)」に変わる
⑦1945年:戦争で宮城内の建物が全て燃えてなくなる
⑧1948年:「宮城」から「皇居(こうきょ)」に変わる
⑨1968年:皇居完成、同時に一般公開も開始

■天皇とは?

 天皇とは、世界一長く続いている日本の国家や文化の象徴であり、世界で唯一「emperor」と呼ばれている人物です。ただし、天皇は国の主権を握ったり政治に関わったりする人物ではありません。このような象徴は日本以外に存在しないため、この場所へ訪れる外国人の中には皇居という場所や天皇について理解していない人が多いと思うのですが、本当に日本文化を学びたいのであれば、しっかり歴史的価値や意味を知ることから始めてみましょう。

■皇居周辺の魅力的な歴史的建造物

 台湾の歴史的建造物といえば、1738年に建てられた台北最古の寺院「艋舺龍山寺」や、1653年に建てられた台南中西区の代表的な古跡「赤崁楼」などが有名ですが、これらと皇居内にある歴史的建造物を見比べると違いが一目瞭然です。そこで、最初のうちは、いきなり難しい言葉や歴史を学ぶのではなく、母国の歴史的建造物と日本の皇居内にある歴史的建造物の違いを見つけてみるのはいかがでしょうか?

①田安門(たやすもん):田安門は旧江戸城本丸の北側にある門で、1636年に建てられました。(※1963年に解体修理)ちなみに、田安門は江戸城が建てられてから現在まで残るものの中で1番古い歴史的建造物で、1961年に国の重要文化財に指定されました。この門は様々な角度から見学することができるので、ぜひ時間をかけて見学してみてください。(※皇居周辺で現在見ることのできる門の数は11基です。時間がある方は11期すべて探してみてください!)

②皇居正門鉄橋/別名 二重橋(こうきょ せいもんてつばし/別名:にじゅうばし):皇居正門鉄橋とは、皇居正門の堀にかかる鉄製の橋のことです。江戸時代の頃は「西の丸下乗橋」という木橋だったのですが、1964年に現在の鉄橋にかわりました。ちなみに、この橋の手前にある石で造られた石橋を二重橋と呼ぶ人が多いのですが、奥にある鉄橋が二重橋なので間違えないようにしましょう!とても美しい形をした橋なので、こちらもオススメです。

③富士見櫓(ふじみやぐら):櫓(やぐら)とは武器を収納したり、敵の行動を観察したり、攻撃する時に使われた場所で、現在、皇居には2棟あります。ちなみに、2棟の中で最も古い櫓が富士見櫓です。江戸時代の頃は、今のように高いビルは存在しなかったので、この場所から富士山や周囲の山を見えたことから“富士見”という名前になりました。現在、富士見櫓の中へは入ることができないのですが、外からは眺めることができるので、探してみてください。

■皇居で特別な体験① 「一般参賀(いっぱんさんが)」

(一般参賀の例/新年一般参賀)
日時:1月2日 午前9時30分~午後2時10分(※午前10時頃から開始)
場所:皇居・宮殿ベランダ(※一般の人々は東庭に集合します)
入口(門):皇居正門(計1カ所)
出口(門):坂下門・桔梗門・大手門・乾門(計4カ所)
天皇皇后両陛下お出まし:5回(※1日に数回行われます)
主な一般参賀:「新年一般参賀」と「天皇誕生日一般参賀(※2月23日)」

 一般参賀とは、天皇、皇后両陛下などの皇室の方々が一般の人々と面会する特別な儀式のことです。一般参賀は年に数回行われ、その中で最も有名なのは毎年1月2日頃に宮殿東庭で開催される「新年の一般参賀」です。普段は、日本国民だったとしても天皇、皇后両陛下などの皇室の方々と会う機会がないため、一般参賀の日は日本全国から大勢の人が皇居へ集まります。

※この一般参賀は無料で、日本国民以外も参加することが可能です。ただし、一般参賀は日本で最も大切にされている特別な儀式なので、参加する場合は国の代表になったつもりで、しっかりマナーを学んでから参加しましょう。

■皇居で特別な体験②皇居一般参観(こうきょ いっぱん さんかん)

 皇居一般参観とは、皇居内を約1時間15分かけて、担当ガイドの解説を聞きながら皇居の内部を巡る皇居ツアーのことです。このツアーの参加費は無料で午前と午後に開催されるのですが、人気のツアーなので、確実に参観したい場合は事前に申し込みすることをオススメします。

【皇居一般参観の簡単な情報】


所要時間:1時間15分
参観できる方:18歳以上(※18歳未満の方は成年者と一緒なら参加可能です)
参観定員:各回500人程度(事前申し込み200名、当日申し込み300名)
※先着順、整理券配布
※当日、身分証明するものが必要です!(運転免許証・健康保険証・パスポート・マイナンバーカードなど。※コピー不可)

★皇居参観案内(日本語)
★Imperial Palace visit guidance(English)
★宮内庁参観音声ガイドアプリ(使用言語(6か国語:日本語,英語,中国語,韓国語,フランス語及びスペイン語)

■皇居へ訪れた際の注意点


※皇居は神聖な場所なので、カジュアルな服装は避けましょう。
※一般参賀へ参加する時は特に服装に気を付けましょう。
※ヒールの高い靴や道に傷をつけるような靴は履いて行かないようにしましょう
※大きな荷物は持って入ることができません。コインロッカーやホテルに荷物を預けて身軽な状態になってから訪れるようにしましょう。
※飲酒している人は皇居内に入ることができません。
※ゴミを捨てる場所はありません。必ず持ち帰るようにしましょう。
※皇居内での飲食は禁止です。
※三脚を立てて撮影する行為は禁止です。

■皇居内への持ち込みが禁止されているもの

・大きな荷物/large baggage
・スーツケース/suitcase
・刃物類/sharp items
・お酒/alcohol
・ドローン/drone ・業務用大型カメラ及び三脚・脚立/Large professional cameras and tripods/stepladders

※皇居は誰でも訪れることのできる場所ですが、皇居内へ入る時は、事前にマナーやルールを調べ、他の観光客に対しても敬意ある態度で行動してください。なぜなら、あなたの行動1つで他の外国人観光客も評価されることになるからです。あなたや母国でのルールが基準ではありません。必ず日本のルール、皇居内でのルールに従ってください。

■まとめ

 今回は台湾出身の私が、皇居の魅力的な場所や訪れる際に注意すべき点などを紹介しましたがいかがだったでしょうか?最初にお伝えした通り、皇居は単なる観光スポットではなく、日本を象徴する重要な場所であり、歴史的価値の高い文化遺産の宝庫です。この場所に訪れて日本文化を学ぶことは、日本を知るきっかけになると思うので、皆さんも是非、東京へ訪れた際は皇居を訪問リストに入れてください。最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました。











ルー チアリン

国・地域
台湾
居住地
東京都
得意カテゴリ

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