皆さん、こんにちは。ハンガリー出身のアンナです。(4回目の投稿です!)私はこれまで、日本のオススメを紹介する前にハンガリー語で挨拶する方法を読者の皆さんに紹介していましたが、今回は新しいハンガリー語を紹介したいと思います。その言葉は「természet (テルメセト:自然)」です。
私は、留学するまで“日本の自然と聞いて連想するものが、日本庭園や竹林、桜、といったものばかりだったのですが、実際に日本で生活してみると、私が想像していたよりも自然豊かな国だということに気付きました。そこで今回は、新しいハンガリー語「természet (テルメセト:自然)」を紹介するとともに、オススメの美しい自然も紹介したいと思います。
■私が長野県白馬にある中部山岳国立公園「八方尾根」を紹介したい理由
私が長野県白馬にある中部山岳国立公園「八方尾根」を紹介したい理由は、日本に住んでいる外国人の方や海外から日本を訪れる方々に、日本の固定概念を変える素晴らしい場所を紹介したいと思ったからです。たとえば、皆さんは日本の山と聞いて、どのような山を連想しますか?私の予想だと、そもそも日本の山が思い浮かばなかったり、連想できたとしても富士山や木々に覆われ緑豊かな山を連想したりする方が多いと思います。しかし、今回紹介する中部山岳国立公園「八方尾根」は、ヨーロッパのアルプス山脈を連想させるような山です。そのため、はじめて八方尾根を見た人は頭が混乱します。
私も、はじめは“見た目はヨーロッパのアルプス山脈なのに、まわりの建物は日本”という不思議な光景に戸惑ったのですが、見慣れてくると面白いと感じるようになりました。皆さんも日本で生活しているのにヨーロッパを思い出せる場所があるとしたら行ってみたいと思いませんか?ちなみに今回紹介する八方尾根は冬になるとスキーやスノーボードを楽しむ人が多く訪れることでも有名な場所ですが、私はあえて夏(6~7月頃)にトレッキングすることをオススメします。なぜなら、この場所には他では見ることのできない貴重な高山植物が生息しているだけではなく、夏限定の絶景もあるからです。
■中部山岳国立公園「八方尾根」でトレッキングした時の魅力
中部山岳国立公園「八方尾根」でトレッキングした時の魅力は、初心者でも気軽に大自然を堪能しながらトレッキングを楽しんだり、普段あまり見ることのできない高山植物の“エーデルワイス”や、雨や露に濡れると透明になる花“サンカヨウ”を見つけたりすることができることです。さらに標高770mの山麓から1,830mの八方池山荘までゴンドラやリフトを使って気軽に登ることもできます。もちろん、大自然へ足を踏み入れるため、トレッキング用の基本的な服装や、専用の靴を着用する必要があるのですが、道が綺麗に整備されているので、とても登りやすいです。
※ゴンドラやリフトについて詳しく知りたい方はコチラをご覧ください
■八方尾根でトレッキングをする時に気を付けること!
・自分の体力を過信しない
・無計画で登らない。必ず計画をたてる
・必ず決められたルートで登る
・トレッキングの基本的な服装を事前に確認し、肌の露出を減らす
・怪我や疲労を防ぐため、トレッキング専用の靴を用意する
今回ご紹介した八方尾根は比較的トレッキングしやすい山ですが、どんなにトレッキングしやすい山でも計画が必要です。なぜなら、相手は自然だからです。無計画で登ったり、自分の体力を過信した場合、道に迷ったり、トレッキング中に体調が悪くなったりする可能性があります。とくに山の中は平地よりも気温が低く、真夏でも朝晩は冷え込むことがあるため、服装や靴はトレッキング専用のものを使用するようにしましょう。(※レインウェアは必須です!)
■長野県白馬にある中部山岳国立公園「八方尾根」へ行くときのオススメは最低1泊2日
東京駅から長野県白馬村までは新幹線と電車を乗り継いで約3時間、車なら約5時間かかります。そのため日帰りするのではなく、近くのホテルへ泊まって疲れをとってから山へ登ることをオススメします。体調を万全にした状態で計画的に登れば、標高2,060mにある神秘的な池「八方池」も見ることができますよ。時間や心に余裕を持ってトレッキングを楽しんでください!
■アクセス
今回ご紹介した長野県白馬村にある中部山岳国立公園「八方尾根」へのアクセスを知りたい方はコチラをご覧ください。
■まとめ
今回は長野県白馬村にある中部山岳国立公園「八方尾根」について紹介しましたが、いかがだったでしょうか?行ってみたくなりましたか?この他にも長野県白馬には美味しい郷土料理「おひょっくり(※団子汁のこと)」や、雄大な白馬三山を眺めることができる「大出の吊橋」などもあるので是非訪れてほしいです。きっと特別な体験ができますよ!最後まで読んでくださり、ありがとうございました。