オススメの場所
2023.11.26

ロシア出身の私が日本で見つけたオススメの場所: 新潟県 佐渡島(さどがしま)

 こんにちは。2023年10月にロシアから来日した留学生のタマーラです。私は高校生の頃に日本のロックミュージシャンでギタリストのMIYAVIさんが作詞作曲した「愛しい人」という曲を知り、自分の運命が変わりました。なぜなら、はじめてこの曲を聴いた頃は日本語が全く理解できなかったのですが、彼の作り出したメロディーと美しい言語にとても感動して「いつか、この歌の歌詞を理解できるようになりたい」と思ったことがきっかけで日本に対して興味を持ったからです。その後、ロシアの大学と新潟の大学で日本語と日本の文化を専門的に学んだのですが、なんと私が新潟の大学に留学していたタイミングでMIYAVIさんの新潟公演が開催されたので私は1つ夢を叶えることができました。あの時、彼の歌に出会わなければ今の私は存在しません。だから私はMIYAVIさんと出会えて本当に良かったと思います。現在は再来日したばかりなので多くの経験をご紹介することができないのですが、以前、新潟の大学へ1年間留学した際に、南は沖縄から北は北海道まで様々な場所へでかけたので、まずはその時に訪れた場所の中から学校行事で訪れた「佐渡島」についてご紹介したいと思います。

雅-MIYAVI-

愛しい人

■佐渡島の簡単な説明

・新潟県の西部に位置する島(北側が大佐渡、南側が小佐渡)
・日本海側で1番大きい島(東京23区の1.4倍)
・日本最大の金銀山「佐渡金山」があった(1601年~1989年まで)
・新潟県にある2カ所の港から船で行くことができる(交通手段船のみ)
・人口:50,651人(外国人を含む)

※佐渡島について詳しく知りたい方はコチラのページをご覧ください


・さど観光ナビ

・にいがた観光ナビ

・いこーよことりっぷ「佐渡島」

■佐渡島の魅力 数多くの伝統文化が残る島

①佐渡を拠点に活動しているプロ和太鼓集団「鼓童(こどう)」

②佐渡名物「たらい舟」

①佐渡を拠点に活動しているプロ和太鼓集団「鼓童(こどう)」


 佐渡島の魅力は、佐渡独自の伝統文化です。私はその中でも特に佐渡を拠点に活動しているプロ和太鼓集団「鼓童(こどう)」の方たちが奏でる全身を突き抜けるような力強い太鼓の音がいまだに忘れられません。私は、演奏を聴いた後に「鼓動」で活動されている方とお話しすることができたのですが、チーム全員で集まって1日10~12時間練習することや、共同生活を行っていることを知り、あの神秘的で力強い音を奏でられる理由が少し分かった気がしました。彼らは国内外様々な場所で活動していますが、毎年8月末になると佐渡で野外フェスティバル「アース・セレブレーション」を開催しています。この日に佐渡へ訪れれば忘れられない特別な体験ができるので、皆さんも是非参加してみてください!

※来年の開催は8/16(金)~8/18(日)です!
※プロ和太鼓集団「太鼓芸能集団 鼓童(こどう)」について詳しく知りたい方はコチラをご覧ください

YouTube

野外フェス

②佐渡名物「たらい舟」


 皆さんは、佐渡の名物「たらい舟」を知っていますか?「たらい舟」とはサザエやワカメ漁を行うために江戸時代頃造られた小さな舟のことです。ちなみに、このたらい舟を漕ぐのは昔から女性の船頭さんだけと決まっています。私は、たらい舟に乗った際、彼女の動きを見て必死に学ぼうとしたのですが、何度見ても、どのような原理で舟が動いているのか全く理解することができませんでした。うまく説明できないのですが、彼女の動きみたいなことを「神業」と言うのかもしれませんね。この「たらい舟」に乗る経験も佐渡へ来なければできないので、皆さんも是非佐渡へ体験しにきてください。

■佐渡島でオススメするお土産:朱鷺(トキ/ Nipponia nippon)

 2003年に日本の朱鷺が絶滅したため、現在佐渡島にいる朱鷺は全て中国から提供された朱鷺ですが、朱鷺の学名「Nipponia nippon(ニッポニア・ニッポン)」を見てもらえればわかるように、朱鷺は日本を、とくに佐渡を象徴する鳥として有名です。(※日本国内で野生の朱鷺が見られるのは佐渡島だけです)そのため、佐渡島内のお土産屋では朱鷺の写真が数多く販売されています。朱鷺の写真を見れば一瞬で、佐渡島での思い出がよみがえると思うので、佐渡島のお土産に困ったら朱鷺の写真がオススメです!

■佐渡島オススメグルメ!:佐渡島を代表する日本酒「北雪(ほくせつ)」

 新潟県はお米が美味しいことでも有名ですが(私も新潟のお米が大好きです)、じつは美味しい日本酒が多く造られていることでも有名です。そこで私は佐渡を代表する酒蔵のひとつ「北雪酒造(ほくせつしゅぞう)」を皆さんにご紹介したいと思います。この酒造から出荷された日本酒は海外セレブたちの間でも人気で、日本酒好きな方なら1度は聞いたことがあるくらい老舗の酒蔵です。ココへ訪れればお洒落な音楽が流れる店内で華やかな香りがする北雪のお酒の試飲をしたり、酒蔵の方に質問をしたり、実際に購入したりすることができます。日本酒に興味を持っている方は特にオススメです!

※北雪酒造について詳しく知りたい方はコチラをご覧ください

■佐渡島へのアクセス

•新潟港からジェットフォイルで約1時間/カーフェリーで約2時間30分
•直江津港からカーフェリー2時間40分

■まとめ

 今回は新潟の大学に通っていた頃訪れた場所の中から学校行事で訪れた「佐渡島」についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか?フェリーで佐渡島に近づくと、絵画のように美しいビーチや棚田、まがりくねった山道が目に入り、まるで異世界へ迷い込んだような気持ちになることができます。さらに、島へ上陸すれば佐渡島の伝統文化や、島でしか食べることのできない絶品グルメと出会えるので、きっと帰る頃には「時間が足りない!もっと佐渡島で生活してみたい!」と思うはずです。知れば知るほど魅力にはまってしまう場所、佐渡島!皆さんも是非訪れてみてください!最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

ソロウョーワ タマーラ

国・地域
ロシア
居住地
東京都
得意カテゴリ
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