インタビュー
2022.01.30

インドネシア出身の私が紹介する日本で生活をする時の知恵:クーポンの利用方法

■「海外で生活してみたい!」という夢を叶えるため日本へ



 2019年4月、幼いころから思い描いていた「海外で生活してみたい!」という夢を叶えるため日本へやってきました。留学先を日本にした理由はいくつかあるのですが、幼い頃から私の母国インドネシアでは、日本の文化や商品を紹介するイベントが数多く開催されていたので、日本に対してのイメージがよかったことと、何よりも「治安」ですね。女性が一人で安全に生活できる治安の良い国というイメージのおかげで無事両親を説得し、日本へ留学することができました。

■実際に日本で生活してみて苦労したこと

 ジャカルタで生活していた頃、学校で日本語を学ぶ授業があったので、留学する前から「ひらがな」や「カタカナ」は書けたのですが、日本語を話すことができなかったので、生活するうえで必要な銀行口座の開設、住民票等の取得、携帯電話の契約の時は凄く苦労しました。その他にも、アルバイトにチャレンジしてみようと思っても、探し方がわからなかったり、やっとアルバイトに合格しても、コミュニケーションや日本語のニュアンスを理解することができなかったり、日本人の友達を作りたいと積極的にコミュニケーションをとっても距離感がわからず友達になれなかったり・・・何度も心が折れそうになりました。

■何度心が折れそうになっても、諦めなくてよかったこと

 2つあります。まず1つ目は、私の能力を活かせるアルバイト探しです。最初は、日本語がうまく喋れずに簡単な作業の仕事しかできませんでしたが、日本語が話せるようになった頃、日本で大きな国際大会が2つ開催されました。「ラグビーワールドカップ2019」と「東京2020夏季オリンピック」です。ここでは日本語だけではなく、海外から訪れた外国人の対応のために英語力も必要とされたので、英語が得意だった私は海外メディアの受付やVIP席を利用するお客様の対応を任されました。開催期間中、やることが多くて体はクタクタになりましたが、初めて自分が学んできた語学を活かす仕事ができたことで心が満たされ、やりがいを感じました。まだ、私の話す日本語や英語には不安を感じますが、この経験を活かし将来もっと私の能力を活かせる仕事をしたいと思います。



 2つ目は、お気に入りの美容師探しです。私は日本に来てから髪を切るのに抵抗がありました。理由は、特に女性の方なら、私の気持ちが理解できると思うのですが、新しいお店で髪を切るのは勇気が必要ですよね?それに髪を切ってもらう時間は長いので、その間のコミュニケーションが取れるのかも心配でした。そんなある日、日本在住のインドネシア人YouTuberの動画をみていると自分の理想と合う日本人美容師を発見!早速予約をとろうと試みたのですが、その方が人気の美容師だったので、予約を取ることができませんでした。諦めて他の美容師を探そうかとも思いましたが、どうしてもこの人にきってもらいたい!という思いが強かったので、今度は直接英語でmailをしてみたところ、なんと希望していた美容師の予約をとることができました。その方は英語もインドネシア語もできませんが、言葉の壁を感じることなく、私にあったスタイルや髪色を提案してくれるため、安心してお願いすることができます。友達からの評判もいいので最高です。

■日本はクーポン天国!?楽しみながらお得に生活する方法



 日本では、街の中や駅の改札口周辺に無料のクーポンマガジン「HOT PEPPER」が置いてありますよね。これを利用すれば、置いてある場所周辺の飲食店、美容室、リラクゼーションサロンと、様々なジャンルのお店の情報や、お得な割引券も見つけることができるので凄く便利です。(携帯アプリもありますよ!)また、携帯アプリを使って予約をした場合はポイントを貯めることができるので、貯まったポイントで、更に安く利用することもできます。何かアクションをおこす時は、言葉が通じずコミュニケーションがとれなかったらどうしよう。という不安は常にあります。でも、今はインターネットで検索することもできますし、自分から少しアクションをおこすだけでも色んな方法を見つけることができるので、是非みなさんもチャレンジしてみてくださいね!

フランシスカ マリア

国・地域
インドネシア
居住地
東京都
得意カテゴリ

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