မင်္ဂလာပါ (ミンガラーバー )！！ミャンマーから来日した留学生のチョーイームンです。私はこれまで、徳島県の吉野川で体験したラフティングのことや、香川県 小豆島内にあるオススメの場所について紹介してきましたが、今回は、私が日本へ留学したいと思うきっかけの1つだった和歌山県 西牟婁郡 白浜町にある“那智の滝”について紹介したいと思います。
この場所は、私の父が日本旅行へ行った友達から貰ったお土産のカレンダーを通して知ったのですが、垂直に流れ落ちる滝（那智の滝）と、滝の左側に佇む赤色の建物（三重の塔）の美しさに心奪われ、毎日カレンダーをながめているうちに日本へ行ったら必ずこの場所へ行きたいと強く思うようになりました。今回、幼い頃から夢見ていた場所へ実際に行き、私がこれまで知らなかった那智の滝に関する情報も沢山知ることができたので、日本の雄大な自然を愛する方達に情報をシェアしたいと思います。それでは早速、那智の滝に関する簡単な情報や、那智の滝の魅力からご紹介したいと思います。
■那智の滝の簡単な情報
・読み方：なちのたき
・ご利益：商売繁盛、縁結び、五穀豊穣など
・場所：和歌山県熊野那智大社の別宮、飛瀧神社（ひろうじんじゃ）の近く
※参拝時間や参拝料金などを知りたい方は③番の熊野大社サイトをご覧ください
※那智の滝は日本3大名瀑の1つです（栃木県“華厳の滝”/茨城県“袋田の滝”/和歌山県 “那智の滝”）
①和歌山県公式観光のサイトはコチラ
②那智勝浦観光のサイトはコチラ
③熊野那智大社のサイトはコチラ
④熊野那智大社の社殿案内図はコチラ
をご覧ください
■那智の滝の魅力
和歌山県が誇る大自然の中で大迫力の滝が放つパワーを感じることができる
今回ご紹介する那智の滝は、栃木県の「華厳ノ滝」、茨城県の「袋田の滝」とともに「日本3名瀑」と呼ばれているのですが、その中でも落差133m、滝壺の深さは10m、毎秒1tもの水が流れ落ちている那智の滝は日本で1番落差のある滝として有名です。そのため、滝の近くまで行き見上げると、激しく滝壺に落ちていく水を全身で浴びることができます。さらに、那智の滝は、飛瀧神社の“御神体”と昔から呼ばれている神聖な滝なので、滝を見上げたり、水しぶきを全身に浴びたりしただけで大自然の強いパワーを感じることができます。
※飛瀧神社（ひろうじんじゃ）
※那智の滝は2004年、ユネスコの世界遺産に認定されました
※御神体（ごしんたい）とは、神様が宿ったとされている場所のことを言います。つまり、那智の滝には飛瀧神社の神様、大己貴神（おおなむちのかみ）が宿っているという意味です
全国約4,000社余ある熊野神社の御本社「熊野那智大社」も見に行くことができる
那智の滝から15分ほど歩いた場所に全国約4,000社余ある熊野神社の御本社「熊野那智大社」があります。ここは縁結びの神様としても有名な場所なので、「日本で色んな人と仲良くなりたい！」「友達が欲しい！」「良い会社に就職したい！」と思っている留学生の方にはピッタリだと思います。ちなみに、バス停「大門坂」からバス停「那智の滝前」までは1.7kmあるのですが、大自然の中をゆっくり歩きながら「熊野那智大社」や「那智の滝」を見てまわると2時間半くらい時間が必要なので、時間に余裕を持って訪れることをオススメします。あと、石畳の道や滑りやすい場所が多いので動きやすい靴で行きましょう！（※ヒールのある靴NG）
■今回のスケジュールと予算
・時期：2023年8月上旬（1泊2日）
・移動手段：高速バス「JRバス白浜EXP大阪号」
・高速バス乗車時間（片道）：3時間27分
※大阪駅JR高速BTから白浜バスセンターまで
・費用：約30,000円（※ゲストハウス代と往復の交通費含む）
■レンタカーや車を使わずに那智の滝へ行く方法
・白浜駅から最寄りの紀伊勝浦駅まで"ＪＲ特急くろしお"（乗車時間/約1時間半）
・紀伊勝浦駅から熊野御坊南海バスでバス停「那智の滝前」まで（乗車時間/約30分）
・バス停「那智の滝前」から徒歩5分
JR特急くろしおを利用する時のお得な情報
みなさん、和歌山県の有名な動物を知っていますか？正解はパンダです！和歌山県にある動物園「アドベンチャーワールド」には4頭の可愛いパンダがいるのですが、白浜駅から那智の滝の最寄り駅 紀伊勝浦駅（きいかつうらえき）まで行く際、アドベンチャーワールドの可愛いパンダや動物達がラッピングされた特急列車パンダくろしお「サステナブルSmileトレイン」に乗ることができます。白浜駅から那智の滝の最寄り駅「紀伊勝浦駅」までは約1時間半かかるので、移動時間も楽しみたい方は是非、特急列車パンダくろしお「サステナブルSmileトレイン」に乗ってみてください！
※この特急列車パンダくろしお「サステナブルSmileトレイン」は全線共通のデザインではなく、数台しかないため「サステナブルSmileトレイン」に乗ってみたい方は特急列車パンダくろしお「サステナブルSmileトレイン」のホームページをご覧ください
■和歌山県へ行った際の注意点：公共交通機関の時間を確認すること！
私の母国ミャンマーで有名な観光地へ行く時は、必ず車を利用しなければならないのですが、日本は田舎でも公共交通機関がしっかりしているので、車の運転免許証を持っていない人でも電車やバスなどを利用して目的地まで行くことができます。しかし、歌山県の場合は山が多く、目的地まで移動時間が長くかかるだけではなく、観光地まで行く電車やバスの本数が少ないため、注意が必要です。そこで、那智の滝や他の観光スポットへ行くときは、必ず前もって利用する公共交通機関の時間を調べましょう！そうすれば旅行中、時間を無駄にすることがありません！これは本当に大切なことなので、しっかり調べてください。
■まとめ
今回は、私が幼い頃から夢見ていた場所“那智の滝”に関する簡単な情報や、那智の滝の魅力をご紹介しましたがいかがだったでしょうか？私は、ここへ行って那智の滝のパワーを沢山もらったおかげで体や心がとても元気になりました。今回ご紹介した場所は日本の雄大な自然を愛する方なら絶対気に入る場所なので、時間があれば是非、行ってみてください！きっと写真や動画で見るよりも那智の滝の放つ強い力を感じることができますよ！最後まで読んでくださり、ありがとうございました。