■世界が驚く日本の「おもてなし」を1番体験できるテーマパーク「夢の国」へ行ってみませんか?
2018年に日本語を学ぶためロシアのサンクトペテルブルクから来日したオレグです。前回は「日本で興味をもったもの」や「日本での生活の知恵」についてご紹介させていただきましたが、今回は私が日本へ留学したら1番行ってみたかった「夢の国、東京ディズニーランド」について紹介したいと思います。この話を聞くと、「あれ?ディズニーは日本のアニメじゃないのに、なぜ日本に来て1番行きたかった場所が東京ディズニーランドなの?」と思いませんでしたか?これには2つ理由があります。それでは、世界中のディズニーランドと東京ディズニーランドの違いや、私が日本へ訪れたロシアの人達に1番オススメしたい場所が「東京ディズニーランド」の理由や日本へ訪れた人達にオススメしたいものをご紹介したいと思います。
■世界中のディズニーランドと東京ディズニーランドの違い
※世界中にあるディズニーランドの数は計6ヶ所
・6カ所中、東京以外のディズニーランドは全て直営で東京ディズニーランドだけはフランチャイズ
・東京ディズニーランドの運営に関しては本社のディズニー、それ以外のイベント、グッズ、キャラクターなどはオリエンタルランド(日本)側が考えているため、他のディズニーランドとイベントや販売されているものが違う
・ディズニーランド内で働いているキャストの「おもてなし」度レベルは日本が世界で1番高い
・ディズニーシーがあるのは日本だけ(シーではお酒を飲むことができる)
■日本へ訪れたロシアの人達に1番オススメしたい場所が「東京ディズニーランド」の理由
■世界で最も国土面積を持っている国なのにロシアには有名なテーマパークが存在しない
ロシアの国土面積が世界で最も広いことは有名だと思うのですが、実は沢山土地があるにもかかわらずロシアには世界的に有名なテーマパークが1つも存在しません。それどころか、テーマパークにあるようなアトラクションを体験できる場所もありません。そのため、ロシア国内ではミッキーマウスがどんなキャラクターなのか知らない人はいないと言われるほど人気があるのに、写真や映画館以外の場所で実際にミッキーマウスを見たことのある人や、テーマパークで遊んだ経験のある人が少ないのです。そのような環境の中で育った私達にとって実際にディズニーランドへ訪れたことのある人達から聞く話は全て感動的で魔法のように感じることが出来ます。想像してみてください。本や映画の中でしか見たことがない世界が突然目の前に現れたら誰もが感動すると思いませんか?この感動を体験したこのとのある人が少ないからこそ、私はロシアの人達に東京ディズニーランドを体験してもらいたいと思いました。
■世界中のディズニーランドを体験した人達の間では日本の「おもてなし」が人気
私の周りには本場アメリカのディズニーランドや、パリのディズニーランドへ行ったことのある友人がいるのですが、彼らはいつも「ディズニーランドは子供向けだから、大人は少し退屈に感じる」と言っていました。しかし、東京ディズニーランドへ行ったことのある友人や私の感想は違います。東京ディズニーランドでは園内へ私達が足を踏み入れた瞬間から、大人や子供、国籍関係なくキャストの方々が丁寧に日本流の「おもてなし」を体験させてくれるのです。たとえば、大きな屋根がついたバザールを歩けば目の前には美しいシンデレラ城が現れ、古き良き時代のアメリカをイメージしたお店や陽気な音楽と共に有名なキャラクターやキャストが笑顔で迎えてくれるのですが、彼らの笑顔を見た瞬間から、私達は学校や仕事のことを忘れることができます。そして、この光景は入口からどの場所へ行っても途切れることなく続くのです。その他、お店の中やアトラクションの中へ入るとアニメの世界に迷い込んだような世界が広がっています。耳を澄ませばキャラクター達の話し声が聞こえ、壁や道端には動物の足跡が残っていたり、ミッキーマウスの形をした模様を見つけたりすることもできるので宝探しのような気持ちで園内を歩き回ることが出来ます。このような特別な体験はここでしか体験することが出来ません。だから私は日本へ訪れたロシアの人達に1番オススメしたい場所として日本のディズニーランドを選びました。
■私が最も日本へ訪れた人にオススメしたいものトップ3
①東京ディズニーランドやシー限定の食べ物
東京ディズニーランドやシーには日本限定の様々な味を楽しめるポップコーンやチュロス、映画「トイ・ストーリー」に登場するリトルグリーンメンの顔をした可愛いお菓子、ミッキーの形をしたシャーベットやワッフルなどのユニークなお菓子が沢山あります。こんなに種類が豊富で値段も味も満足できるのは日本だけ。パーク内の何処で販売されているのか探すだけでも宝探しのような気分を体験することができます。
②日本のディズニーランド限定アトラクションやショー
日本のディズニーランドには、「スペースマウンテン」や「スプラッシュマウンテン」といったスリル満点のアトラクションから、「イッツアスモールワールド」や「魅惑のチキルーム:スティッチ・プレゼンツ“アロハ・エ・コモ・マイ!」といった家族向けのものまで様々なジャンルのアトラクションが存在するのですが、私がこの中でも特にオススメしたいのは東京限定のアトラクション「モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”」や「ベイマックスのハッピーライド」です。日本のアトラクションはアメリカのフロリダやウォルトディズニーと同じアトラクションも数多く存在するのですが、設定が日本限定の設定になっていたり、乗り物に乗りながらライトを使ってかくれんぼを楽しむようなコンセプトになっていたりするので大人でも楽しむことができます。その他、日本のディズニーランドではキャラクターが登場するパレードやショーも開催されているのですが、日本の伝統文化に合わせたコンセプトで開催されるイベントが多かったり、日本でしか見ることが出来ないオリジナルのショーになっていたりするので、日本のディズニーランドへ行くときは是非事前にチェックしてください。
③エリアごとで探検!!
日本のディズニーランド(ランド+シー)の広さは世界に6カ所あるディズニーランドの中で下から2番目の5位ですが、実は売り上げや来場者数で見ると年間通して1位は日本のディズニーランドだということを知っていますか?もちろん、来場者の満足度が最も高いのも日本のディズニーランドです。この結果を見るとわかると思うのですが、広くて広大な土地があり、数えきれない程のアトラクションがあるからといって、ゲストの満足度に繋がるわけではありません。日本のディズニーランドでは、ランドとシー共に7つのエリアに分かれていて雰囲気、演出、音楽、食べ物、グッズが異なります。さらに他のエリアとは、演出が混ざらないようになっているため、新しいエリアに足を1歩踏み入れた瞬間から、それまでとは異なる体験をすることができます。そして、そこで働くキャスト達は常に私達ゲストを楽しませることに全力を注いでくれるため、私達は1日中仕事や学校のことを忘れて「特別な体験」をすることができます。アトラクションを全部制覇することに1日を使ってもOK、エリアを探索しながらミッキーマウスの形を探して散歩するのもOK、ディズニーランド限定の食べ物を購入して、テラスで食べてもOK!色んな楽しみ方ができるのが日本のディズニーランドなので、パンフレットや携帯アプリを片手に是非、エリアごとで探検してみてください!
まとめ
今回は、世界が驚く日本の「おもてなし」を1番体験できるテーマパーク、日本のディズニーランドを紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか。「ディズニーランドは子供が行く場所だよ、大人が行く場所ではない」と思っている人がいたら是非、騙されたと思って日本のディズニーランドへ行ってみてください。きっとこれまで体験したことのない特別な1日を過ごすことが出来ますよ。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
東京ディズニーランドへのアクセス
■バスの場合(※全てディズニーランドまでの直行便です)
・新宿:バスタ新宿(乗車時間:40~50分)、料金は一律1,000円
・東京:東京駅八重洲南口(乗車時間35分)料金は一律730円
※ポイント:複雑な交通機関を使わなくてもディズニーランドまで行くことができる!
■電車の場合(地下鉄は複雑なので、オススメは東京駅から!)
・東京駅(乗車時間16分)料金は片道220円
※東京駅で「京葉線・武蔵野線」を見つけてください
※降りる駅は「舞浜駅」です
※東京駅は大きな駅ですがインフォメーションが沢山あるので、迷った時はインフォメーションやお店の人に質問してください。もし、人に話しかけるのが苦手という人でも大丈夫です。「東京駅」から「舞浜駅」まで向かう人は多いので、ディズニーグッズを沢山持っている人について行くと電車乗り場までたどり着けますよ!
■便利なリンク