■自己紹介
「大家好!(ダイガーホウ:広東語で「みなさん、こんにちは」) 世界中を旅することが大好きな香港からの留学生、シャシャです!私は日本へ旅行で訪れたときに、日本人の優しさや、美しい文化、自然に魅了され、2024年の1月から日本での留学生活をスタートさせました。現在は日本語を勉強している最中ですが、この時間を有意義なものにするため、休みの日は日本国内の伝統文化を学んだり、美味しい地元グルメを探して食べに行ったりしています。また、地元の人たちと交流しながら日本語のスキルを向上させ、将来は日本で就職したいと考えています。ちなみに、旅先で見つけた面白い場所や食べ物の動画はYouTubeに掲載しているので、興味がある方はコチラ→よろShasha香港人闖日本からご覧ください。(動画を見た感想があれば、ぜひコメント欄に書き込んでくださいね!)
■「海女さん」を知っていますか?
突然ですが、皆さんは「海女さん」を知っていますか?海女さんとは、2000年以上前から日本に存在する女性の素潜り漁師のことです。彼女たちは、潜水器具を使わず海底まで潜り、アワビやサザエ、ウニなどを取るのですが、2013年頃に香港のテレビでも放送されていた日本のドラマ「あまちゃん」で紹介されてから、日本国内外様々な場所で注目されるようになりました。私は、あのドラマが大好きだったので、日本へ行ったら海女さんに会いたいと思っていたのですが、調べてみるとドラマの舞台となった三陸ではなく、三重県が日本で最も海女さんが多いということがわかりました。さらに、鳥羽・志摩の海女漁の技術は国の重要無形民俗文化財に指定されていることがわかり、ドラマの舞台となった三陸ではなく、三重県へ行ってみることにしました。そこで今回は、三重県の鳥羽市相差町で見つけた絶品グルメと、海女さんについて学べる「相差海女文化資料館」の魅力をご紹介したいと思います。
※海女さんについて詳しく知りたい方は三重県のホームページをご覧ください。
■海女さんとコミュニケーションを取りながら美味しい海鮮料理やお菓子が食べられる場所「海女小屋 相差かまど」の魅力
今回ご紹介する「海女小屋 相差かまど」の魅力は、海女さんと直接コミュニケーションを取りながら、彼女たちが焼いてくれた海鮮を食べたり、一緒に写真を撮ったりできることです。私は三重県の海女さんについて調べているときに、この場所を発見したのですが、自分が思い描いていた体験ができることにとても興奮しました。特に、実際に海女さんたちが使用している海女小屋で、現役の海女さんと向かい合って話しながら、彼女が焼いてくれる海鮮を食べている瞬間は、とても貴重な時間です。私は、時間を無駄にしないように、普段、海女さんたちはどうやって生活しているのか、海の中ではどのように体を動かしているのか、どんな道具を普段使っているのか、海女さんという仕事をしていて楽しかったことや、大変だったことなどをたくさん質問しました。しかし、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいます。海女さんたちはとても親切で丁寧にコミュニケーションを取ってくれるので、私たちは安心して楽しい時間を過ごすことができたのですが、もっと長い時間を一緒に過ごしたいと思い最後は少しせつない気持ちになりました。海女さんが焼いてくれた海鮮は本当に美味しかったです!
「海女小屋 相差かまど」へ行く時の注意点
①体験は完全予約制です(※前日の17時まで予約可能)
②海女さん体験は2種類あります
・ランチタイム:11時30分~14時/1時間程度
・ティータイム:10時・15時/1時間
※海女漁がある場合は時間が変更となります
※お盆や年末年始は予約できません
詳しい詳細が知りたい方はコチラをご覧ください
■海女さんについて学べる「相差海女文化資料館」の魅力
次にご紹介する「相差海女文化資料館」の魅力は、海女さんが潜水する姿を表現した人形の展示を見たり、磯ノミで鮑を岩からはがす模擬体験ができたりすることです。しかも、入館無料なので誰でも気軽に訪れることができます。私は、海女さんの歴史や彼女たちが実際に使用している道具を見て、心の底から尊敬し「海女さんカッコいい!」と思いました。しかし、現役の海女さんの人数を調べてみると、海女さんの高年齢化や後継者の問題で、年々海女さんの人数が減っていることを知りショックでした。
三重県が制作した動画をご覧ください。現役で活動する海女さんはカッコいいと思いませんか?海の水は冷たく、数メートルから20メートルくらいの海底まで1人で潜水器具を使わずに潜る仕事は過酷だと思います。しかし、知れば知るほど魅力的な仕事だと思うので、この素晴らしい伝統が長く続いてほしいと思いました。
※相差海女文化資料館について詳しく知りたい方はコチラをご覧ください。
■海女さんたちのオススメ映像
【関西】
【東北】
・毎日新聞 「北限の海女」素潜り実演始まる
・三重テレビ「海女さん列車」
■まとめ
今回は、三重県の鳥羽市相差町で見つけた絶品グルメと、海女さんについて学べる「相差海女文化資料館」の魅力をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?「海女さん、カッコいい!!会いたい!!」と思いませんでしたか?私は海女小屋で海女さんが実際に採った食材を食べながら、彼女たちとコミュニケーションを取ったり、海女さんの歴史について詳しく学べたりしたことで、彼女たちの存在に魅了されました。海女漁は特別な技術を身につけた女性だけが行える特別な仕事です。この文化や彼女たちの技術は日本の財産だと思います。どうか、この先何十年、何百年たっても続くことを願います。 今回、私の記事を読んで海女さんたちに興味を持った方は、ぜひ三重県まで遊びに行ってみてください!最後まで読んでくださり、ありがとうございました。