インタビュー
2022.01.17

香港出身の私が紹介する日本で生活をする時の知恵:コミュニケーションの壁克服方法、100均ショップ

■2019年、主人の転勤がきっかけで日本へ

 香港で生活していた頃、日本の食材や調味料を扱っている「AEON」「SOGO」「City super」「YATA」や日本でも有名なチェーン店「元気寿司」「一蘭」「吉野家」といったお店が身近にあったため、食文化の問題はないし、日本で不自由なく生活ができると思っていましたが、実際に生活してみると食文化よりも、習慣や文化の違いで苦労することがとても多かったです。

■英語が通じない!?コミュニケーションの壁



 主人の転勤が決まるまでは、まさか自分が日本で生活することになるなんて考えもしなかったため、日本語を勉強したことがありませんでした。また、日本語が話せなかったとしても、香港では広東語と英語を混ぜて話すことが多いため、世界共通語と言われている英語で話せば、日本でも簡単にコミュニケーションを取れるだろうと思っていましたが、実際に生活してみると、日本では香港のように英語を混ぜて会話をするという習慣がないため、英語だけでコミュニケーションをとろうとすると、日本では伝わらないことがわかりました。

 今では日本語学校へ通ったことで、問題なくコミュニケーションをとることができますが、当時は自転車の修理をお願いするだけでも、お店の人に原因や修理方法を上手く伝えることができず、とても苦労していました。また、観光地では英語と片言の日本語を組み合わせて話せば、現地の人が歩み寄ってくれたため、問題なく観光することができたのですが、実際に日本で生活するとなると、片言だったとしても全て日本語で話さなければ耳を傾けてくれないということがあり、来日前の私が抱いていた国際的な街のイメージとはかけ離れていると感じショックを受けたこともありました。

■来日して感じた日本の好きなところ



 私は常日頃から他人に迷惑をかけないよう心掛ける日本の習慣が好きです。たとえば、香港では人が多い場所ほど、他人の目を気にせず大声で会話をしたり、騒いだりする光景をよく見かけるのですが、日本は、そのような光景を見ることがありません。

 また、公共交通機関は時間に正確で、車内も静か。街を歩けばゴミ箱が少ないのにもかかわらず道端にゴミを捨てるような人もいないため、街の中が綺麗で安心して生活することができます。その他にも、香港は1年中あたたかいのですが、日本は春・夏・秋・冬と四季折々の景色と風情を楽しむことができるため、そんな日本での生活が私は大好きです。

■世界で1番便利なお店100円ショップ



 母国香港で生活をしていた時から利用していましたが、日本の100円ショップは品揃えも豊富で生活必需品がなんでも揃います。その中でも特に私がおススメしたい商品は、電子レンジ調理器「パスタ」です。これを使えば、面倒だったお湯を沸かす時間も、麺を入れた後お湯が吹きこぼれないように見はっている時間も、茹でた鍋を洗う時間もいりません。電子レンジと調理器「パスタ」1つでパスタ料理を完成させることができます。稼働時間はたったの・・・3分!?容器に水とパスタと塩を入れて電子レンジで「チン」。後は容器に湯切り用の穴があるので、湯切りをして味付けをしたら完成です!全ての工程がこの容器一つでできるのに、これでたったの100円!?とてもお得で便利だと思いませんか?他にも日本の100円ショップにはアイデア満載の電子レンジ調理器が沢山あるので、皆さんも是非100円ショップでお気に入りの電子レンジ調理器を探してみてくださいね。

会員登録すると
アルバイトに応募したり、おすすめ情報をメールで受け取ることができます。

You can apply and get some recommended newsletter if you register.

Free!
会員登録(Register)