မင်္ဂလာပါ (ミンガラーバー )！！2022年の5月に文部科学省の奨学金留学生としてミャンマーから来日した留学生のチョーイームンです。前回は三鷹の森ジブリ美術館をご紹介しましたが、今回は美しい自然の中で動物たちとふれあえる場所をご紹介したいと思います。その場所とは、日本三百名山、ふるさと兵庫50山に指定されている山、六甲山の上にある牧場「神戸市立六甲山牧場」です。
私は普段、医学部保健学研究科の博士学生として学業を最優先にしているため、そのことだけに集中しすぎると家と大学を往復するだけの日々になってしまいます。しかし、学生とはこうあるべきだという固定観念にとらわれすぎると、物事に対しての視野が狭くなったり、自分を追い詰めてしまったりする事も理解しています。そこで、どこか近場で息抜きできる場所はないかと探していたときに見つけた場所が「神戸市立六甲山牧場」でした。ここへ訪れ、美しい自然の中で動物たちと触れあえば、無意識のうちに頭の中が整理され、心に余裕がうまれます！それでは早速、六甲山牧場の魅力からご紹介したいと思います。
■六甲山牧場の魅力：放牧されている動物たちと触れ合える！
私は常々、日本で生まれ育った子供たちは幸せだと思っています。なぜなら、ミャンマーで都会と言われる場所には自然や動物と触れ合える所がないからです。しかし、日本には身近に動物たちと触れ合える施設や、様々な角度から学習できる体験型の施設があり、学校でも基礎的な勉強だけではなく社会科見学や年間行事がたくさん用意されています。私は今回、六甲山牧場へ行き、生まれて初めて羊を見ました。それも、牧場敷地内で自由に動き回る羊を見ました。そのため、興奮が抑えられず夢中で可愛い羊たちの写真を撮ったり、羊たちのモコモコした毛に直接触れたりしました。
他にも、六甲山牧場にはヤギ、ウサギ、モルモット、馬、牛、犬（牧羊犬）がいるのですが、ココでは動物たちとふれあったり、エサを与えたりすることができるだけではなく、なんと乗馬体験をすることもできます。私はこの時、乗馬体験をできるのは子供や子供の親だけだと思い込んでしまい、挑戦する機会を逃してしまったのですが、後で調べたら大人でも90kg未満であれば体験できるそうです。乗馬体験時間は短いですが、このような体験ができる場所は少ないと思うので、この場所へ訪れた方は是非チャレンジしてください！
・ポニー・・・4才以上小学生以下（体重制限：40kg以内）
・馬・・・4才以上（体重制限：90kg以内）
・馬（親子乗馬）・・・2～4才までの子供＋保護者（合計体重制限：90kg）
※料金は1人800円（※親子乗馬体験は2人で1,200円）←23年11月現在
※この他にも六甲山牧場では手作り体験教室やチーズ工場見学などもできるので、詳しく知りたい方はコチラをご覧ください
■六甲山牧場へ行った時の注意点
①動物と触れ合う時、触れ合った後は必ず手洗い消毒をしましょう
②放牧されている羊が近寄ってきても勝手に食べ物を与えないようにしましょう
③牧場内の動物たちを驚かせたり、追いかけたりしないようにしましょう
③動きやすい服装をオススメします。ヒールの高い靴は避けましょう
※六甲山牧場を利用する際のルールがまとめられているので、六甲山牧場へ行かれる方は「牧場からのお願い」をご覧ください
※六甲山牧場へのアクセス方法を知りたい方は、コチラをご覧ください
■まとめ
今回は、六甲山の上にある牧場「神戸市立六甲山牧場」についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか？ご紹介した体験以外にも、六甲山牧場では、六甲山の大自然を眺めながらピクニックを楽しんだり、自動販売機で購入したヤギ専用の餌を食べさせる体験ができたり、牧場の新鮮な牛乳やチーズやソフトクリームを飲んだり食べたりすることもできます。さらに、赤レンガで作られたサイロや北欧風の建物を見れば、海外旅行へ来た気分も味わうことができます！皆さんも是非訪れて見てください！最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
■六甲山牧場の公式YouTubeチャンネル