皆さん你好(ニーハオ:こんにちは)!中国上海市出身の留学生、ゲユンニンです。私は日本で建築学について学ぶために今年の1月(2023年1月)に来日しました。現在は京都の京都工芸繊維大学と東京都市大学の大学院を受験するため日々勉強を頑張っています。よろしくお願いします!
■ジャム・セッションライブを楽しめるJAZZバーへ行ったことがありますか?
私がはじめて日本のJAZZ文化に触れたのは今年です。通学路を通るたびに気になっていたJAZZバーで自分の誕生日前日にライブがあることを知りお店へ行ったのですが、その日にピアノを演奏していた中学生の女の子や自分と年齢の近いベーシストの男性に魅了され、気づけば「もっと色んなジャム・セッションライブを聴いてみたい!」と思うようになっていました。ちなみに、この時に演奏していた中学生の女の子は店長の娘さんだったのですが、なんと世界中から若手プレイヤーが集まるアメリカのバークリー音楽大学のサマー・スクールに参加したことがあるほどの実力者でした。この他にも、この日気になったベーシストの男性は私が以前から中国のSNSでフォローしていた日本の音大出身で中国人のジャズピアニストと共演したことのある人だったのですが、色んな出会いや偶然が重なり、私はジャズに対しての興味が一気に加速しました。
JAZZバーっと聞くと、普段からJAZZに触れていたり、何かきっかけがないとお店に行く勇気がでなかったりすると思うのですが、今回皆さんにご紹介するJAZZバーは2件とも気軽に訪れることのできるJAZZバーなので初心者でも安心して通うことができます。さらに、ジャム・セッションを間近で見ることもできますよ!それでは早速、オススメのJAZZバーを2件ご紹介したいと思います。
※ジャム・セッションとは、集まったミュージシャン同士で即興的に演奏をすることです。
■都内オススメのJAZZバー①Jazz Spot Intro 高田馬場
「Jazz Spot Intro」は世界中のJAZZファンが訪れる老舗のJAZZバーです。JAZZの道を志す若きアーティスト達やプロの演奏家達がこの店を訪れ思い思いにジャム・セッションを楽しんでいます。私は、日本在住の中国人ジャズシンガーがお店のことを紹介していたので訪れたのですが、店内にいた客の殆どがセッションをするために訪れていることに気付き驚きました。(※セッションをしない人でも気軽に訪れることができるJAZZバーなので安心してください)最初は誰でも緊張すると思うのですが、1度勇気を振り絞ってお店へ行くだけで極上の時間を堪能することができるだけではなく、様々な才能を持ったアーティスト達の演奏を間近で見ることができるので、少しでも気になった方は是非訪れてみてください!ちなみに、私が行った日は先程紹介した日本在住の中国人ジャズシンガーもセッションしに訪れていました!
※詳しい情報を知りたい方はJazz Spot Intro 高田馬場のHPをご覧ください
■都内オススメのJAZZバー②Café Cotton Club 高田馬場
「Café Cotton Club」はイタリアンレストランの地下1階にあります。(※ここは①で紹介したJazz Spot Intro 高田馬場の姉妹店です)毎週金曜日にJAZZライブやセッションが開催されているのですが、ここも先程紹介したJAZZバーと同様、JAZZの道を志す若きアーティスト達やプロの演奏家達がこの店を訪れ思い思いにジャム・セッションを楽しんでいます。私が訪れた日は東大卒のピアニスト(プロ)が演奏していたのですが、普段出会えないアーティスト達との出会いを楽しめるこの空間は本当に贅沢だと思いました。あと、私は何度もお店へ通っているうちに気付いたことがあるのですが、ジャズのコミュニティはそれほど大きくはないので、何度もお店に通うだけで直ぐ顔見知りになることができます。こちらも是非訪れてみてください!
※詳しい情報を知りたい方はCafé Cotton Club 高田馬場のHPをご覧ください
■まとめ
今回は私の大好きなJAZZバーをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?JAZZバーに一歩足を踏み入れるまで少し緊張すると思うのですが、あの空間にいる人達は皆、音楽を心の底から愛する人達ばかりなので、たとえ国籍が違っても、JAZZを愛する心さえ持っていれば家族のように優しく接してくれます。夜遅い時間になると外国人のお客さんも増えるので、英語で会話をしても全く問題はありません。もし演奏者として参加してみたいのであれば、プロの演奏家達と積極的に意見交換をすることも出来るので、恥ずかしがらず積極的に周りの演奏家さん達と話して見てください。(じつは私もいつかこの場所で演奏できる日を夢見て練習しています)一緒に世界最高の空間を味わってみませんか?読者の皆さんとJAZZバーで偶然出会えたら嬉しいです。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。