Jónapot!（ヨーナポット：ハンガリー語で最もフォーマルな“こんにちは”という意味です）ハンガリーの首都であり、街全体が世界遺産に登録されているブタペスト出身のVirág（ヴィラーグ）です。私の名前には“花”という意味があるので、ヴィラーグと発音しにくい人は私のことを“はな（花）”と呼んでください。
さて、前回は、秋田県の“なまはげ祭”についてご紹介しましたが、今回は瀬戸内海に浮かぶ現代アートの島、香川県の直島（なおしま）についてご紹介します。皆さんは直島へ行ったことがありますか？私は、日本文化の中でも、日本人アーティストが作り出す世界観に昔から興味を持っていて、そのなかでもとくに草間彌生さんが好きなので、彼女の作品が直島に展示してあることを知り、今回、直島へ行くことを決めました。皆さんも直島で私が体験したことをしれば、きっと行きたくなると思いますよ！それでは早速、直島のオススメスポットからご紹介したいと思います！
■直島ってどんなところ？直島のオススメスポットをご紹介！
直島は周囲16km、面積8k㎡、人口はわずか3000人の小さな島ですが、「ベネッセハウス ミュージアム」が1992年にOPENして以来、世界中の現代アートファンから注目を集めるようになりました。理由は、島の至る所に現代アートの巨匠と呼ばれる作家さん達の作品が展示してあるからです。たとえば、直島といったらこれ！というくらい存在感がある草間彌生さんの作品「赤かぼちゃ」！直島へ向かう船に乗る際、船の右側に座ると直島へ到着する船の中からも確認することができます。
「太陽の“赤い光”を宇宙の果てまで探してきて、それは直島の海の中で赤カボチャに変身してしまった」←これは、草間彌生さんがこの作品を作った時に語られた言葉ですが、じつはこの赤いかぼちゃは360度どこからでも写真が撮れるだけではなく、中が空洞状になっていて実際に入ることができるので、草間彌生さんが語られた言葉の意味を実際に触れたり、作品の中へ入ったりしながら考えることができます。この“赤いかぼちゃ”は島で１番存在感がある展示品なので、直島へついたら是非じっくり眺めてほしいです。（私は“赤かぼちゃ”を眺めながら、絵を描きました）
次に、世界的にも有名な日本の建築、安藤忠雄さんが設計した李 禹煥美術館（リ・ウーファンびじゅつかん）！（※李 禹煥（リ・ウファン）さんはヨーロッパを中心に活動されている韓国出身の現代美術作家です）館内は写真撮影で有料ですが、美術館の外の庭園エリアは無料です。李 禹煥さんの作品は五感で感じとるような作品なので、何が素晴らしいのか言葉で表現することは難しいのですが、見ていてとても心地よい空間でした。
最後は、“自然・建築・アートの共生”をコンセプトにつくられた「ベネッセハウス ミュージアム」です。この建物も、先程紹介した、安藤忠雄さんの設計です。ちなみに、この場所はホテルと美術館が併設されている施設なので、宿泊することも可能です。私は日帰りだったので、ゆっくりこの場所を歩いてまわることができなかったのですが、次回訪れる時は時間に余裕をもって訪れたいと思います。
※私は下調べを怠ったせいで予約を忘れ、「ベネッセハウス ミュージアム」近くの地中美術館には入ることができませんでした。直島内の美術館で予約が必要な場所は、地中美術館だけなので、ココへ行きたい方は必ず事前に予約をするようにしてください。
■直島へ訪れる時の注意点！
直島は小さな島ですが、ゆっくり観光をした場合、8時間から9時間くらい時間がかかります。そこで注意しなければならないのが船の時間です。（日帰りの場合）船の時間を確認せず歩き回っていると最終の船を逃してしまう場合があるので気を付けるようにしましょう！（私はギリギリ最後の船に間に合いました）この他、詳しい情報を知りたい方は「直島(なおしま)観光旅サイト」をごらんください。
※ちなみに直島の住所は「香川県」ですが、岡山県の宇野港からフェリーで向かった場合は約20分、香川県の高松港からフェリーで向かった場合は50分（高速旅客船で25分）なので、直島へ向かうなら岡山県からがオススメです。
■まとめ
今回は瀬戸内海に浮かぶ現代アートの島、香川県の直島（なおしま）についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか？私は、この島へ行き、念願だった草間彌生さんの作品を間近に見ることができました。（夢が１つ叶った！！）ちなみに、私は日本47都道府県を制覇することも夢なのですが、香川県は私が日本で37番目に行った県です。日本は東京、大阪、京都、北海道、沖縄以外の場所にも魅力的な場所が沢山存在します。だから私は、友人に日本のオススメスポットを聞かれるたびに観光客や外国人があまり選ばないような特別な場所をオススメするようにしています。日本の豊かな自然に包まれていると心も体も浄化されます。皆さんも是非、自分の力で魅力的な場所を探して訪れてみてください！ちなみに、瀬戸内海には沢山の島があり、どの島も魅力的でオススメですよ！最後まで読んでくださり、ありがとうございました！！またお会いしましょう！