大家好!(ダージャ ハゥ:皆さん こんにちは!)2023年の4月に台湾から留学してきたリンです!私は日本のアニメを通して日本の文化に興味を持つようになったのですが、その中でもアニメの音をつくるエンジニアや音響監督という仕事に対してとても興味を持っています。日本の音響技術力の高さは世界的に有名ですよね?将来はその素晴らしい制作環境の中で働くことが私の夢です。現在は専門学校へ通いながら作曲方法や音響に関する勉強をしているのですが、空いている時間を見つけて「ボカロ 歌ってみた」のミュージックビデオ制作をしています。そこで今回は、私が今夢中になっているボカロや「ボカロ 歌ってみた」のミュージックビデオ制作方法などについてご紹介したいと思います。
■そもそも「ボカロ」ってなに?
「ボカロ」とはボーカロイド(ボーカル+アンドロイド)の略称で、ヤマハが開発した歌声合成技術と、その応用ソフトウェアのことです。開発当初は色々問題点が多かったそうなのですが、現在ではリアルな声をデータにして機会に歌わせることができるので、世界中にボカロまたは、歌声合成ソフト、ボーカルエディターを専門とする音楽クリエイター達が存在します。代表的な歌声合成ソフトといえば「初音ミク」ですね!ここで間違えてほしくないのは、ボカロが初音ミクなのではなく、ボカロ音源の1つが「初音ミク(はつねみく)」ということです。他にも「鏡音リン&レン(かがみねりん&れん)」「結月ゆかり(ゆづき ゆかり)」というボカロ音源があります。
■覚えておくと理解しやすいボカロ用語
★ボカロ曲:ボーカロイドを使用して制作された曲
★ボカロP:ボーカロイドを使用して曲を制作する人
※ボカロPの「P」はプロデューサーの略です
★歌い手:ボカロ曲を実際に歌ってニコニコ動画やYouTubeにUPしている人
★ボカロ絵師またはボカロ動画師:ボカロ曲のミュージックビデオ(MV)に絵や動きをつける人
■「ボカロ 歌ってみた」のミュージックビデオ制作ってなに?
私が今夢中になっている「ボカロ 歌ってみた」のミュージックビデオ制作とは、その名の通り、ボカロ曲を歌った声に合わせてプロモーションビデオを作る作業のことです。私の場合は歌が上手い人にボカロ曲を歌ってもらい、そこにイラストや撮影素材を組み込んでミュージックビデオを作るのですが、ミュージックビデオ制作をはじめると夢中になりすぎてしまい、いつも時間を忘れてしまいます(苦笑)。しかし、完成後に同じボカロ作品を愛する仲間と交流した際、自分がこだわった部分を評価されると嬉しくなり、もっと新しいことに挑戦したくなります。この作業は私の夢に近づく1番の近道だと思うので、もっとクオリティーの高い作品を発信していけるようになりたいです。
※私のミュージックビデオ制作期間は1作品平均2週間~1カ月です!
■「歌ってみた」のミュージックビデオを作成する時に必要な機材は6つ!
①PC:音声や映像の編集に使用する際に使用します。これから購入する人は高性能CPUやメモリを搭載したPCがオススメです。
②音声編集ソフト(DAW):音声の録音や編集を行うためのソフトウェアです。代表的なものは「Logic Pro」「Pro Tools」「Cubase」などがあります。使いやすさや機能のバランスを考えて選びましょう。
③イヤホンやヘッドホン:正確な音声や音楽の再生やモニタリングに使用するためのイヤホンやヘッドホンが必要です。クローズドバックのヘッドホンや高音質のイヤホンを選ぶと良いでしょう。
④マイク、マイクスタンド、ポップカード:クリアな音声録音をするためには必ず必要な機材です。コンデンサーマイクやダイナミックマイク、そしてマイクスタンドとポップカード(ポップフィルター)が必要です。
⑤オーディオインターフェース:マイクや楽器の音声をPCに接続するためのデバイスです。高品質な音声録音を行うために必要な機材なので選ぶ際には入力チャンネル数やサンプリングレートに注目しましょう。
⑥動画編集ソフト:録画した映像の編集や加工を行うためのソフトウェアです。代表的なものには「Adobe Premiere Pro」「Filmora」などがあります。使いやすさや機能性を考慮して選ぶと良いでしょう。
■「歌ってみた」のミュージックビデオを作成する時の注意点!
「歌ってみた」動画を作成する際は著作権など色々なルールに従って作成する必要があります。楽しくミュージックビデオを作成するためにも、必ず事前に調べて学んでから作成するようにしましょう!
注意点についてまとめたオススメサイト→ピアプロ
■まとめ
今回は、私が今夢中になっているボカロや「ボカロ 歌ってみた」のミュージックビデオ制作方法などについてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?正直、ボカロ曲を聞いたり、絵師や動画師達が作成したミュージックビデオを見たりするだけなら楽しいのですが、制作する側にまわると勉強しなければならないことが山ほどあるため大変です。しかし、世界中に存在するボカロ専門のクリエイター達の中でも最もクオリティーの高いクリエイター達がいる国は日本なので、私は日本での留学生活を通じて文化や音楽に触れながら自分自身を成長させていきたいと思っています。これから、私がどのような作品を制作するのか気になった方は是非、
肉食べたいヤギ
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