大家好! (ダジャハウ:こんにちは)台湾出身のリンインティンです。前回は明治神宮野球場についてご紹介させていただきましたが、読んでいただけたでしょうか?読んでくださった方は面白かったですか?野球観戦しに行ってみたい!と思いましたか?夏になると試合の途中で打ち上げ花火を見ることができたり、花火大会も開催されたりするので、明治神宮野球場へ行くなら7月から8月がオススメですよ!!
※2023年は7月22日(土)~8月20日(日)神宮球場開催の14試合で打ち上げ花火を見ることができます!詳しくはコチラをご覧ください。
※2023年の神宮外苑花火大会は8月12日(土)/予備日=13日(日)に開催予定!詳しくはコチラをご覧ください。
■今回のオススメは千葉県北東部にある銚子市!
さぁ!野球の話はここまでにして、今回は関東の最東端で美しい自然に囲まれた千葉県銚子市(ちょうしし)についてご紹介したいと思います。銚子市は千葉県の北東部にあり、東京駅からはバスで3時間、電車で2時間(少し遠いかな?)かかるのですが、日本人でも銚子市に住んでいなければ知らない隠れた魅力がたくさんあります。そこで今回は、私が実際に散歩しながら見つけた面白いスポットを3カ所ご紹介したいと思います。
■銚子オススメの場所①榊原豆腐店(さかきばらとうふてん)
「榊原豆腐店」の入口にある看板に注目!あれ?カタカナの「フ」が沢山書かれていますね。数えてみるとカタカナの「フ」が1.2.3…10個書かれています。どういう意味でしょうか?―――答えはカタカナの「フ」が10個で10のフ→「トーフ(豆腐)」です。(面白いですね!)ここは1909年(明治42)創業の老舗豆腐店で、銚子電鉄の終点駅 外川駅(とかわえき)から徒歩5分くらいのところにあるのですが、SNSで銚子市について調べていると必ずオススメの店として紹介されていたので行ってみることにしました。正直、一口食べるまで「豆腐屋さんが作るヘルシーデザートってなんだろう?美味しいのかな?」と少し不安だったのですが、私が撮影した上の写真をご覧ください!きな粉と黒蜜がかかった「豆乳の甘みがわかるシンプルなプレーン味の豆乳プリン」・・・相性抜群でした(拍手)創業100年以上続く豆腐屋さんが本気で作ったプリンは大豆の旨味が凝縮されていて、きな粉や黒蜜がかかっていない部分も甘く本当に美味しかったです。値段も1つ300円だったのですが、300円でこの味を味わえるなんて最高です!皆さんも銚子へ遊びに行った時は必ず行ってみてください!
※榊原豆腐店について詳しく知りたい方は榊原豆腐店のホームページをご覧ください。
■銚子オススメの場所②屛風ヶ浦(びょうぶがうら)
屛風ヶ浦は銚子電鉄の終点駅 外川駅(とかわえき)から徒30分くらいのところにあるのですが、ここは銚子オススメの場所①で紹介した「榊原豆腐店」のスタッフさんが、「銚子で1番美しい夕日を見ることが出来る場所ですよ」とオススメしてくださったので行ってみることにしました。海に面して続く長い断崖絶壁は想像をはるかに超えていたので、見た瞬間は驚いて言葉を失いましたが、夕日に照らされた屛風ヶ浦を見た時は「ここまで見に来てよかった」と心の底から思いました。ちなみに切り立った断崖がまるで屏風(びょうぶ)のように見えることから、「屛風ヶ浦」という名前がついたと説明がされていたのですが、屏風というよりも城壁のようだと思いました。
※びょうぶ(Byobu):Byobu is a folding screen which consists of a wooden
frame covered with thick Japanese paper or cloth,
usually silk. It is used as a decorative screen or room
devider.
※屏風(びょうぶ)の写真
※屛風ヶ浦へ行くときの注意点
・この場所は夏でも風が強いため寒いです。暖かい服装で訪れることをオススメします。
・車で訪れる人は「屛風ヶ浦」ではなく「銚子マリーナ」と検索した方が目的地までたどり着けるそうです。
※屛風ヶ浦について詳しく知りたい方は銚子観光協会のホームページをご覧ください。
■銚子オススメの場所③飯沼観音 圓福寺(いいぬまかんのん えんぷくじ)
最後にご紹介するのは、日本百観音(にほんひゃくかんのん)最東端に位置するお寺、「飯沼観音 円福寺」です。ここは銚子電鉄 観音駅から徒歩5分くらいの場所にあるのですが、昔から「飯沼の観音さま」「銚子の観音さま」として地元の人達に愛されてきた観音様だそうです。本堂へと上る階段のたもとに鎮座する銚子大仏様の周りには囲いがないため、近くで銚子大仏様を見上げることができるのですが、背中をよく見ると戦争の時に銃撃された跡が膝や背中に残っています。この他にも本堂の中へ入って参拝することができるのですが、本堂の天井には四国八十八ヶ所の本尊が描かれた天井絵が飾られているので、見逃さないようにしてください。
※飯沼観音 圓福寺について詳しく知りたい方は飯沼観音 圓福寺のホームページをご覧ください。
■台湾北東部を走る鉄道 蘇澳(すおう)線と銚子電鉄は姉妹鉄道提携を締結しているって知っていましたか?
これは色々調べていた時に気付いたことなのですが、私の故郷台湾の北東部を走る鉄道 蘇澳(すおう)線と、今回ご紹介した銚子電鉄は2017年に国際交流の一環で姉妹鉄道提携を締結しました。この他にも台湾の鉄道と日本の鉄道は様々な場所で姉妹鉄道提携を締結していることを知り驚いたのですが、今後、両鉄道の友好関係が良くなると嬉しいですね。
■銚子市へ訪れた時のお得な情報
銚子市へ電車やバスで訪れた時は、弧廻手形とよばれる銚子電鉄1日乗車券を買った方がお得です!なぜなら、この乗車券を購入するだけで銚子から外川間の全線を1日乗り降りできるだけではなく、弧廻手形を提示するだけで受けられるサービスがたくさんあるからです。私が銚子市へ行った時は大人700円でしたが、値段の変更があるかもしれないので、事前に銚子鉄道のサイトでご確認ください!
※銚子鉄道のサイトはコチラをご覧ください。
■銚子市へ訪れた時の注意点
今回ご紹介した銚子市は見所がたくさんある場所ですが、都心から離れているため、走っている電車の本数が少ないです。そのため、時刻表を確認しないまま観光してしまうと、時間を無駄にしてしまう可能性が高いので、必ず事前に行きたい場所と時刻表を確認するようにしてください。あと、銚子駅付近以外でコンビニを見かけることがありませんでした。歩き回って喉が渇くのを防ぐため、水筒を持参するか、銚子駅付近のコンビニで必要な物は先に購入することをオススメします。
■まとめ
今回、私はお得な弧廻手形を購入したのですが、銚子電鉄の全長は6.4kmしかなかったので、線路沿いを歩いてみることにしました。正直、凄く疲れたので、これからの暑い季節は挑戦しない方がいいとおもうのですが、1駅1駅周りの雰囲気が違ったので時間に余裕がある方は銚子電鉄沿いを歩いて10駅の魅力を堪能するのも楽しいと思います。この他、今回は有名なヤマサ醬油工場についてもご紹介したかったのですが、下調べを怠ったせいで工場休業日と重なってしまい工場見学をすることができませんでした。みなさん、これは私からのお願いです。銚子市へ行くときは必ず行きたい場所の下調べをしてから行くようにしてくださいね。最後まで読んでくださりありがとうございました。
■最後にもう1つお得な情報!7月9日 銚子電鉄開業100周年記念「銚電まつり」を開催!
今年、銚子電気鉄道は7月5日で開業100周年を迎えます!(拍手)そこで、イベント当日は全線を運賃無料で運行するそうです!(チャンス!)この日は日本全国の鉄道マニアたちが銚子市に集合するとおもうのですが、当日はこの他にも色んなイベントが開催されるそうなので、気になった方は銚子電鉄のサイトを確認してください!