■自己紹介
現在、上智大学で日本語と日本文化を学んでいる、台湾生まれ、香港・アメリカ・カナダ育ちのマリアです。私はこれまで、世界中を旅しながら生活してきたのですが、日本で生活するようになってからは、日本で憧れのマイホームを持ちたいと強く思うようになりました。なぜなら、日本は私がこれまで生活してきた国と比べて、当たり前のように他人を思いやる優しい文化が根付いていると強く感じるからです。たとえば、日本国内では街の至る所で視覚障害者専用の点字ブロックや様々なバリアフリーが設置されています。また、日本国内で落とし物を見つけた際、交番や近くの案内所へ届ける、または落とし主が気づけるように見やすい位置に拾ったものを置いておく人が多いため、貴重品を落としても高い確率で持ち主の元へ返ってくるという特徴があります。もちろん、私がこれまで生活してきた国でも親切な人は沢山いたのですが、日本以上に思いやりや優しさが当たり前のように溢れている国は他にありませんでした。今後、私が日本に留まるかはまだわかりませんが、とりあえず今は日本で多くのインスピレーションを受けながら成長したいと思っています。
■無印良品で家が買えることを知っていますか?
無印良品といえば、シンプルで機能的な雑貨や食品を数多く取り扱っている日本の有名ブランドですが、皆さんは無印良品で「家」が買えることを知っていますか?ここ数年、住宅価格の高騰が続くアメリカでは、低価格の「折り畳み式」小型住宅が世界的に有名な大手通販サイトで購入できると話題になっていますが、無印良品でも家を購入できるとは思っていなかったので、マイホームを探している最中に見つけた時はとても驚きました。しかも、無印良品では低価格の「折り畳み式」小型住宅ではなく、大きな地震にも耐えられる最高ランク耐震等級3の家を購入することができるというので、私は実際に東京有明センターにある無印良品のモデルハウス「陽の家」を見学してみることにしました。そこで、今回は私がマイホームを探している時に見つけた「無印良品の家」の魅力について紹介したいと思います。
■無印良品の家のコンセプト「永く使える、変えられる」
※無印良品の家について詳しく知りたい方はコチラをごらんください。
■無印良品の家の魅力①ミニマルで上品なデザイン
無印良品で販売されている商品は、どれもミニマルで上品で清潔感があり、自然素材を多く用いて落ち着いた雰囲気だと思うのですが、このデザイン性の高さは無印良品の家も同じです。そのため、ライフスタイルの変化に合わせてカスタマイズできる無印良品の家は何年たっても住み心地の良い家を作り出すことができます。
さらに、東京有明センターにある無印良品のモデルハウス「陽の家」は、ウッドデッキと室内をつなぐ出入り口にありがちな段差をなくしてサッシを一カ所にまとめていたので、天井の高い室内とウッドデッキの空間が一体化し、開放感のある部屋になっていました。このように、日本の伝統的な家のスタイルとミニマルで上品なデザインが合体した家は、生活環境が異なる外国人の私たちでも日本で住み心地の良い家を実現することが可能です。
■無印良品の家の魅力②安心安全で快適な家
アメリカの大手通販サイトで購入することのできる低価格の「折り畳み式」小型住宅には、拡張可能な鉄骨フレームや断熱材が使用されており、廊下やキッチン付きリビング、ベットルームやトイレ・シャワー付きバスルームの設置も簡単なので、一見利便性の高い家のように見えます。しかし、実際は天井が低かったり、電気・ガス・排水溝などの設置も自分自身で行わなければいけなかったり、外観がコンテナ(倉庫)のように見えたりするため、事前に調べず勢いで購入すると後悔することになります。しかし、無印良品の家ではこのようなアクシデントに遭遇することがありません。
無印良品の家はシンプルに見えますが、頑丈な梁やフレームを使用し、最高ランクの耐震等級3に対応しているため、数百年に一度発生する可能性のある震度66強〜7の地震にも耐えることができます。実際、骨組みは非常に強力であり、適切な断熱材を備え、住む人の健康と安全を考慮した設計になっているため安心です。
※「耐震等級3」とは、数百年に一度発生する可能性のある震度6強〜7の地震でも倒壊しないと国や自治体の認定を受けた建物ということです。ちなみに、この耐震性は消防署や警察署などの重要施設で必要な基準と同等です。とはいっても、大きな地震直後はなんらかのダメージを受ける可能性もあるので、長く大切に住むためには家を点検するようにした方がいいと思います。
■無印良品の家の魅力③経済的
【90平米の家を購入した場合】
・アメリカ大手サイトで購入した小型住宅:約2,000万円
・無印良品の家:約2,100万円
無印良品の家の魅力②でも少しご紹介しましたが、アメリカの大手通販サイトで購入することのできる低価格の「折り畳み式」小型住宅には電気・ガス・排水溝などの設置費用が含まれていません。さらに、モデルルームもないため、購入前に家のイメージを掴むことができません。しかし、無印良品の家の場合は設置費用も含まれていてモデルルームもあるため、色々心配する必要がありません。また、日本には長期優良住宅の補助金制度・減税制度もあるため、金銭面でみても無印良品の家の方がコストパフォーマンス高いです。
■まとめ
今回は私がマイホームを探している時に見つけた「無印良品の家」の魅力について紹介しましたがいかがだったでしょうか?これなら日本でマイホームを持つことも夢じゃないと思いませんか?日本では外国人が日本の土地を購入することができるため、無印良品の家のように自分達でカスタマイズできる家を購入すれば、自分好みの家を安く購入することができます。この他にも、空き家を改造したり、全て自分好みに設計した家を日本で建てたりすることも可能なので、日本で夢のマイホームを持ちたい方は色々調べてみてください。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。