お知らせ

2025.3.19

《海外留学後プログラム》
立教池袋中学校・高等学校様 高校3年生で実施しました

立教池袋中学校・高等学校の高校3年生が1か月間の海外留学から戻ってきました。
その振り返りの事後学習を行いました。

留学前に実施した事前学習に参加した外国人を含めた3名が参加しました。
生徒たちは事前学習でミッションを決めましたので、その達成度合なども含めて発表しました。

 

保護者も参加する中、まずは半分の生徒が一人ずつ発表し、その後外国人を交えてディスカッション、残りの半分の生徒が発表しディスカッション・・・という流れで行いました。

外国人との事前学習を受けて、生徒たちは難易度の異なる3つのミッションを設定しました。
努力により達成できたミッションもありますし、難易度が高いものでは残念ながら達成できなかったミッションもあります。達成できなかったものについては理由とその経験を今後にどのように活かすかを外国人と一緒に考えました。

ディスカッションにおいて外国人からは、
どのような文化の違いがあったのか?
海外特有のルールはあったか?なぜそのようなルール出来たと思うか?
現地の語学学校と日本の学校の違いは?
一つの国に多国籍の人が住んでいる理由は?
など、生徒に深く考えさせる質問がされていました。

また、外国人からの質問によって留学中を再度振り返り、現地では意識していなかった文化の違いなどに改めて気づけたようでした。

とても印象深かったのは、留学前の事前学習の時は、外国人がリードして会話していたものが、事後学習では外国人のリードがなくても生徒自らが積極的に英語で発言していたことです。
英語で話すことに多少のためらいを持っていた生徒も、ためらいがなくなったと話ていました。
しかも、英語のみならず日本語においても堂々と話す姿がみられ、
1か月の短期留学でしたが非常に成長したと本人も外国人も感じていました。
事前・事後学習の両方に参加した外国人の一人は、生徒の成長を目の当たりにし感動で泣きそうでした。

留学はワクワクと不安の両方があると思いますが、事前に日本で外国人とコミュニケーションを取りアドバイスを聞くことで、その不安を少しでも払拭し、留学に行く理由を再認識し、留学中をより一層有意義に過ごすことができるのではないかと思います。
事後学習では外国人とディスカッションすることで留学中には気が付かなかったことを含め改めて振り返ることで、自分の経験を客観的にみることができたかと思いますし、留学をただの経験で終わらせることなく、これを今後の生活や学習、成長にどうつなげるのか、考える時間が持てたのではないかと思いました。