オススメの場所
2022.08.17

中国出身の私が日本で見つけたオススメの場所:東京都 伊豆大島

■ダイビングライセンスを取得している私がオススメする日本のダイビングスポット

 こんにちは。中国出身のチョウ ハンです。私は子供の頃に見た映画「ファインディング・ニモ」の影響で、いつか自分も海の世界へのパスポートを取得して、ニモ達と一緒に広い海の中を泳いでみたいという夢がありました。しかし、中国は小学生頃から受験戦争がはじまり、自分の趣味や夢に没頭する時間が全くないまま学生の間は常に勉強をしなければなりません。さらに、中国の過酷な受験戦争を勝ち抜いて社会人になったとしても現実は厳しく、常に他人と競争しなければならないため、中国で生活をしている間は人生を楽しむことができませんでした。そこで私は、1度しかない自分の人生を謳歌するため、中国の会社を辞め、2021年9月に中国でダイビングライセンスを取得。その後、独学で学んだ日本語力を伸ばすため2022年6月、日本へ留学をしました。まだダイビングライセンスを取得してからの経験は少ないのですが、今回は日本や海外の海で経験したダイビングに関する知識や、日本でダイビングを行う際のオススメスポットなどを紹介したいと思います!
※海の世界へのパスポート→ダイビングライセンスのこと
※ニモ→カクレクマノミのこと

■1度潜れば病みつきになる、スキューバダイビングの魅力



中性浮力を学ぶと宇宙と同じ無重力体験ができる

 中性浮力(ちゅうせいふりょく)とは水中で浮きも沈みもしない状態のことで、この時の感覚は、宇宙に行って無重力体験をしている時と同じだと言われています。これが出来るようになると、自分の呼吸音以外の音は聞こえなくなるため、母体に包まれているような安心感に浸りリラックスすることができます。

海の中へ潜るたびに、新しい生物と出会うことが出来る

 海の中では普段見慣れている魚だけではなく、様々な生き物と出会うことができます。カラフルな色の魚や不思議な形をした生き物と出会った時は、その都度写真を撮って陸へ上がったら図鑑やインターネットを使って「なんという名前の生き物なのか」「どこで見ることができるのか」調べるようにしています。こうすることで自分の知識やコレクションを増やすだけではなく、次に海へ潜った際、「この前出会った魚にまた会えるかな?」という楽しみ方をすることもできます。

ダイビングをすると同じ趣味の友達が増える「バディシステム」

 スキューバダイビングを行う際は必ず効率よく安心安全におこなうために「バディ」と呼ばれるパートナーと一緒に2人1組で潜り、最初から最後まで互いの近くにいるようにするのですが、このことを「バディシステム」と言います。この話をきくと、「1人参加はできないのかな?」と不安に思うかもしれないのですが、もし1人で参加することになっても大丈夫。スキューバダイビングを行う時は同じように1人で参加している人とバディを組むことが可能なので、新しいバディと互いの経験を共有し、同じ趣味の話で盛り上がるといった楽しみ方もできますよ。

■東京の近場でダイビングを楽しむなら、東京から120km南に浮かぶ伊豆諸島最大の島!伊豆大島がオススメ!



伊豆大島にはタイプの違うダイビングスポットが5つ!

①伊豆大島東側の「秋の浜」:初心者から上級者←伊豆大島で最も代表的な場所
②伊豆大島北側の「野田浜」:初心者から←1番初心者向きの場所
③伊豆大島西側の「王の浜」:中級車から上級者←色んなタイプのダイビングを楽しめる場所
④伊豆大島北側の「ケイカイ」:上級者←技術力がない人には困難な場所
⑤伊豆大島南側の「トウシキ」:上級者←技術力がない人には困難な場所

※「秋の浜」「野田浜」は比較的簡単にダイビングを行うことができ、ウミガメと遭遇するチャンスも多いのですが、「ケイカイ」「トウシキ」は本当に技術力や経験を必要とする場所なので自分のレベルに合わせてダイビングする場所を選ぶことをオススメします。ただし、この2カ所は水の透明度が高く、大きな海洋生物を綺麗に見ることができるので、水中カメラをお持ちの場合は必ず持っていくことをオススメします。

島の97%が自然公園法によって守られている

 伊豆大島の97%は自然公園法によって開発が規制されているため、「東京都」とは言っても自然そのままの景色や生態系を見ることができます。もし、ダイビング以外のことで楽しみたい場合でも裏砂漠(黒い砂漠)を見たり、活火山「三原山」を見たり、温泉へ入ることもできるので様々な楽しみ方をすることができます。

■伊豆大島でのダイビング注意点



※伊豆大島でダイビングを行う際は必ずダイビングライセンスが必要です。もしダイビングライセンスを持っていない場合は必ず取得してからにしましょう(日本には経験豊富なインストラクターが沢山!)

※体の調子が悪い時は、無理をせず自分の命を守ってください

※ダイビング後は体には大量の窒素が溜まっています。減圧症のリスクを避けるため18時間(できれば1日)飛行機への搭乗は控えましょう。その他、伊豆大島で色々体験したい気持ちはわかるのですが、ダイビング後に運動、温泉、飲酒をすると溶解している気体は気泡化しやすいため、減圧症を防ぐためにも避けてください

※あとこれは、伊豆大島だけの話ではないのですが、ダイビングする場所(例えば今回の場合は伊豆大島)へ到着する前にダイビングショップに連絡して必要事項を伝え、コミュニケーションを取ることをオススメします

■まとめ



 今回はオススメのダイビングスポットとして伊豆大島をオススメしましたが、日本には中国では見ることのできない海洋生物が沢山います。例えば千葉県館山市や遠い場所だと沖縄も日本の有名なダイビングスポットなので近々まだ行ったことのない日本の他のダイビングスポットへも行ってみたいと思います。その時は、また新しいダイビングスポットの魅力をご紹介しますね!それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました。

■伊豆大島へのアクセスは3つ

※大型客船の場合:東京の竹芝客船ターミナル又は横浜から約6時間
※料金は等級や時期によって変動あり(片道6,500円~20,000円)

※ジェット船の場合:東京の竹芝客船ターミナル又は横浜から1時間45分、熱海からの場合は45分)
※料金は時期によって変動あり(片道10,000円前後、熱海からの場合は6,300円前後)
※飛行場:調布飛行場から約30分
※料金は時期によって変動あり(片道10,000円前後)
※時間や料金は時期によって変わるので、詳しい情報は「竹芝客船ターミナル」のサイトをご覧ください。

チョウ ハン

国・地域
中国
居住地
東京都
得意カテゴリ

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