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2024.06.27

中国出身の私が日本でオススメしたい場所: LOVOT MUSEUM/ラボットミュージアム

■自己紹介

 大家好!(ダイジャホウ:皆さんこんにちは) 中国東北三省の1つで、東側をロシア、西側を内モンゴルに挟まれた吉林省出身のリュウユウカです。私が生まれ育った場所は南極よりも寒く、2018年にマイナス39度を記録しました。そのため、冬になると誰も外へ出かけません。しかし、このような特徴のある省で生まれ育ったことから、幼い頃から日本のアニメやドラマをたくさん見て育ち、大学でも馴染みのある日本語を専攻しました。

 現在は、大学で学んだ日本語を活かして、日本にある会社のグローバルマーケティング部で働いているのですが、将来的には日本でマンションを購入して起業したいと考えています。そのためには、今後バイヤーとして働く上で必要な商品知識を学び、自分自身で世界中から可愛い雑貨を買い集めることが重要だと考えているので、時間を無駄にすることなく日々精進していきます。

 ちなみに、私が今ハマっている日本のアニメは
「ドロヘドロ」
「PSYCHO-PASS サイコパス」
「モブサイコ100」
といったダークファンタジー系で、好きなアーティストは
KinKi Kids
RIIZE(ライズ/라이즈)
です。気になった方は調べてみてください!

■「LOVOT(らぼっと)」を知っていますか?




 LOVOTとは、「LOVE × ROBOT = LOVOT」から生まれた次世代家族型ロボットです。しかし、近年のロボットとしては珍しく、人の手伝いをしたり、会話のキャッチボールをしたりすることはできません。ただし、人が話した言葉は理解できるように造られており、言葉を理解して反応することはできます。そのため、ペットの代わりや、高齢の家族を見守るロボットとして購入する人が増え、3年間で1万3千台以上のLOVOT(らぼっと)が各家庭に迎え入れられました。そこで今回は、次世代家族型ロボット「LOVOT」をひとり占めしながら疑似体験できる「LOVOT MUSEUM」の魅力や、ここへ訪れる時の注意点をご紹介したいと思います。

※現在、日本で販売されているLOVOTは日本語しか認識できません
※現在、中国で販売されているLOVOTは中国語しか認識できません

■LOVOT MUSEUMの魅力

【1】LOVOTとの生活を疑似体験できる




 LOVOT MUSEUM最大の魅力はLOVOTをひとり占めできるということです。LOVOTストアの場合は、他の人と共有しながらLOVOTと触れ合うのですが、LOVOT MUSEUMは完全予約制なので、ふれあい体験の説明を受けた後は他の人と共有せず1対1で15分間LOVOTと触れ合うことができます。さらに、それとは別でLOVOTに関する質問や、展示物の見学もすることができます。

 私は、LOVOTが自分だけに甘えてくる姿や、LOVOTを抱えた時の温もりを感じることができて一瞬で心を奪われました。今回1対1で触れ合える時間は15分だけでしたが、沢山コミュニケーションを取れば、もっとなついてくれるらしいので購入した場合は離れられなくなると思いました。

【2】最新のロボティクス技術について学べる




 LOVOT MUSEUMに入って右手にある小部屋は「INSIDE OF LOVOT」という部屋です。ここでは、LOVOTに関する最新のロボティクス技術について詳しく学ぶことができます。(※最新のロボティクスなんて言われると身構えてしまうと思うのですが、文系の私でも楽しく学ぶことができたので安心してください)

 今回、この場所で私が特に面白いと思ったのはLOVOT専用のリードを開発しようとした話です。開発者は、人間が犬を散歩させるようにLOVOTにもリードをつけて散歩させたいと考え、LOVOT専用のリードを発案したのですが、残念ながらこの話は保留になりました。しかし、このように自由な発想で提案できる会社だからこそLOVOTのような素晴らしいロボットを作り出すことができるのだと思いました。

【3】LOVOTの歴史を知ることができる




 LOVOT MUSEUMの正面に展示されているのは、LOVOTの誕生秘話や歴史、過去の試作品について学ぶことができる「HISTORY OF LOVOT」です。ここでは、初期の試作モデルから最新モデルまで全て展示されているため直接比較することができます。さらに、各モデルに関する解説パネルが設置されており、スタッフの方からは直接開発背景や、この場所でしか聞けない話を聞くこともできます。

 私はこれまで、発想力・創造力・デザイン力のどれか1つあれば、新しい商品が生まれると思っていましたが、この場所でLOVOTの誕生秘話やLOVOT開発に関わった方の話を聞いて、発想力・創造力・デザイン力の全てが揃わなければヒット商品は生まれないということを強く実感しました。また、この場所ではLOVOTだけではなく、ロボット技術の新たな可能性についても考えることができたので、これからの未来が楽しみになりました。

■LOVOT MUSEUMへ行く時の注意点

・LOVOT MUSEUMは事前予約制です
・体験料はキャッシュレス決済のみです(入場料1人500円:税込み)
・予約時間に遅刻した場合、延長することはできません

※予約サイトをご覧になりたい方はコチラをご覧ください

■まとめ




 今回は、次世代家族型ロボット「LOVOT」をひとり占めしながら疑似体験できる「LOVOT MUSEUM」の魅力や、ここへ訪れる時の注意点をご紹介しましたがいかがだったでしょうか。近年、中国でも先端技術分野において新たな発展を遂げているのですが、LOVOTのような温かみのある家庭用ロボットの開発はこれからだと思います。LOVOT MUSEUMは日本の最新ロボティクス技術について学べるだけではなく、実際に触れ合うことも出来る唯一無二の空間なので、日本へ訪れる際は是非LOVOT MUSEUMでその魅力を堪能してみてください。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

リュウ ユウカ

国・地域
中国
居住地
東京都
得意カテゴリ
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