Xin Chào!(シン チャオ:おはようございます・こんにちは・こんばんは)ベトナム北部から留学してきたグエン・テイマイフォンです。苗字はグエン、ミドルネームはテイです。普段、友達からは「マイフォンちゃん」または「マイちゃん」と呼ばれています。前回は毎年石川県で開催されている国際交流プログラム「JAPANTENT—世界留学生交流・いしかわ—」について紹介しましたが、今回は東京都練馬区にあるとしまえん跡地にオープンしたワーナー ブラザース スタジオツアー東京‐メイキング・オブ・ハリー・ポッターの見所についてご紹介したいと思います。
■メイキング・オブ・ハリー・ポッターの見所①再現度の高いセット!
「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター」の見所は、なんといってもオリジナルのフィルムメイカーたちがスタジオツアー東京のために手掛けたセットです。さらに、本場スタジオツアーロンドンにはない、スタジオツアー東京限定のセットもあるため、実際に訪れるなら日本の方が見応えはあります。たとえば・・・
①ホグワーツ魔法魔術学校の“大広間”
ホグワーツ魔法魔術学校の大広間と言えば、ハリー・ポッターファンにとってとても馴染み深い場所ですよね?そう、組み分け帽子がハリー・ロン・ハーマイオニーたちに「OK,Gryffindor!!」と告げたあの場所です。他にもホグワーツ魔法魔術学校入学後の歓迎式やクリスマスの晩餐会でも登場したので、作品を見た人たちに最も強い印象を与えた場所だといっても過言ではないと思うのですが、なんとスタジオツアー東京では、あの大広間が再現された場所へ実際に入ることができます。
私は、大広間の大きな扉を開けて足を踏み入れた時から、自分もホグワーツ魔法魔術学校の生徒になった気持ちになり幸せをかみしめていたのですが、大広間のテーブルや椅子、食器、登場人物たちの衣装を見つけた瞬間、気持ちが抑えられなくなり夢中で部屋の隅々まで探索しました。
大広間のポイント:展示されている衣装や小道具には展示物が使用されたシーンの裏話や説明が詳しく書かれた説明書きが添えてあるので見逃さないようにしましょう!これを見れば、ハリー・ポッターを見たことがない人でも物語を想像しながら楽しむことができます。ちなみに、大広間正面に展示してあるホグワーツ魔法魔術学校教員の人形は等身大なのですが、ホグワーツ魔法魔術学校の鍵と森の番人、ルビウス・ハグリッドを見つけたら、第1話のハリーと同じ気持ちになって人形の近くで見上げてみてください。きっとハグリッドの大きさに驚くことでしょう。
②ホグワーツの敷地内にある“禁じられた森”
皆さんはハリー・ポッターシリーズの重要なシーンで登場する「禁じられた森」を知っていますか?たとえば、第1話「ハリー・ポッターと賢者の石」では、ホグワーツ魔法魔術学校の闇の魔術に対する防衛術を教えていたクィリナス・クィレル教授に寄生したヴォルデモート卿が、ユニコーンの血を吸っているシーンで登場したのですが・・・簡単に説明すると常に薄暗く不気味な雰囲気を漂わせている森のことです(笑)ここでは、身体の前半身が鷲、後半身が馬の「ヒッポグリフ」や、ハリーの友達ロンの父親が所有していた車「空飛ぶフォード・アングリア」、巨大蜘蛛の「アラゴグ」と遭遇することができます。しかし、禁じられた森の再現度が高く、入口からとても不気味な雰囲気が漂っているので、人によっては中へ入るために少し勇気が必要かもしれません。ちなみに、私は幼い頃からハリー・ポッターが大好きで、小説版や映画版を何度も見ていたのでワクワクした気持ちのまま禁じられた森へと入ることができました。
禁じられた森のポイント:身体の前半身が鷲、後半身が馬のヒッポグリフに遭遇したら、丁寧にお辞儀するのがルールです。なぜなら、ヒッポグリフは礼儀作法を重んじる誇り高い生き物だからです。もし、このルールを破ってしまったらドラコ・マルフォイのように攻撃されるかもしれないので注意してください(笑)!
③日本限定のセット!!“ロンドン魔法省”
皆さん、大切なことなのでしっかり聞いてください。ワーナー ブラザース スタジオツアー東京‐メイキング・オブ・ハリー・ポッターに造られたロンドン魔法省は“日本限定”のセットです!しかも、フルスケール!!ここでは本場イギリスのスタジオツアーでは見ることのできないロンドン魔法省へ、フルーパウダー(煙突飛行粉)を使って出社することもできます。(信じられますか!?)スタジオツアー東京では様々な角度からハリー・ポッターの世界観を実際に体験することができるので、スタジオツアー前半からじっくり時間をかけて見る人が多いと思うのですが、フルスケールのロンドン魔法省はスタジオツアー後半で登場するセットなので、お昼以降に入場できるチケットを購入する方は閉館時間に注意しましょう!
ロンドン魔法省のポイント:
先程も少し紹介しましたがロンドン魔法省のセットではフルーパウダー(煙突飛行粉)を使ってロンドン魔法省へ出社体験することができます。しかも、この時の様子を無料で動画撮影することもできるので、時間がある方は是非チャレンジしてみてください!
■メイキング・オブ・ハリー・ポッターの見所②寮モチーフのプレートメニュー
ワーナー ブラザース スタジオツアー東京‐メイキング・オブ・ハリー・ポッターの所要時間は最低4~5時間です。そのため、長時間歩き回っていると、たとえ夢中になっていたとしてもお腹が空いてしまいます。そんな時はスタジオツアーの中間地点にある「バックロットカフェ」がオススメです!なぜなら、このカフェにはハリー・ポッターに登場した4つの寮をイメージして作られたプレートメニューがあるからです。このプレートメニューは金額だけ見ると税込み2,800円~3,200円(※ドリンク付き/2024年3月時点)なので、「高い!!」と思うかもしれないのですが、見た目だけではなく味も絶品のプレートなので実物を見れば納得の価格だと思います。私はチキンが好きなのでローストチキンを堪能できるハッフルパフ プレートを、友達は巨大な渦を巻いたソーセージを堪能できるスリザリン プレートをそれぞれ注文したのですが、料理を待っている間に隣のグループが食べていたヘドウィグケーキも気になり追加で注文しました。最初は頼みすぎたかな?と思いましたが、無我夢中で歩き回った後だったので気が付いたときには完食していました(笑)
バックロットカフェのポイント:バックロットカフェでは魔法省の官僚アンブリッジをイメージした英国式アフタヌーンティー「アンブリッジ教授のアフタヌーンティー」を体験することができます。興味がある方は是非体験してみてください!
■メイキング・オブ・ハリー・ポッターの注意点:衣装や杖を忘れずに!
メイキング・オブ・ハリー・ポッターは体験型施設なので、魔法魔術学校の制服や魔法の杖を持っていった方がよりハリー・ポッターの世界観を楽しむことができます。もし、忘れてしまった場合でも館内入口にあるグッズ売り場でツアー体験前に購入することができるのですが、値段が高いと感じるかもしれません。そんな時は、Amazonなどで安く購入することが可能なので事前に調べてみてください。ちなみに、私はGryffindorの衣装セットをAmazonで事前購入しました。一式そろえて8,000円くらいでしたよ!スタジオツアーに参加する人たちは皆、コスプレを楽しんでいるので、心の底から楽しみたい方は衣装を購入してからスタジオツアーへ参加しましょう!
■メイキング・オブ・ハリー・ポッターの予算
・チケット代(大人):6,300円
・ショッピング:約4,000円
・食事代:約3,000円
・コスプレ代:8,000円~
・バタービール:1,100円(2024年3月時点
※予算10,000円以上30,000円以内の人が多いと思います
■まとめ
今回は、ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッターのオススメスポットについて紹介しましたがいかがだったでしょうか?行ってみたくなりましたか?この場所はハリー・ポッターを知らない人でも心の底から楽しめる場所だと思います。私はハリー・ポッターの小道具やセットを見るだけではなく、実際に様々な体験をすることができて本当に幸せでした。この体験が、本場イギリスではなく日本で体験できるなんて最高ですよね!スタジオツアー東京は半年以上たった今でもチケットが入手困難だと言われていますが、大型連休以外ならチケットが比較的取りやすいとおもうので皆さんも是非ワーナー ブラザース スタジオツアー東京へ行ってみてください!きっと最高の思い出が作れますよ!今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!