オススメの場所
2023.12.18

ベトナム出身の私が日本で見つけたオススメの場所:群馬県 野生の王国 群馬サファリパーク

 Xin Chào!(シン チャオ:おはようございます・こんにちは・こんばんは)ベトナム北部から留学してきたグエン・テイマイフォンです。苗字はグエン、ミドルネームはテイです。普段、友達からは「マイフォンちゃん」または「マイちゃん」と呼ばれています。前回は福島県南会津にある「大内宿(おおうちじゅく)」について紹介しましたが、今回は社員旅行で訪れて大好きになった群馬県にある「野生の王国 群馬サファリパーク」の魅力や、ベトナムと日本のサファリパークに関する違いについて紹介したいと思います。

■サファリパークや動物園のイメージ:「つまらなさそう」「子供向けの場所」




 私は日本へ留学をしてから今年で7年目になるのですが、1度も動物園やサファリパークへ行ったことがありませんでした。理由は、動物が嫌いだったからではありません。動物園やサファリパークに対して「つまらなさそう」「子供向けの場所」といった先入観を持っていたからです。ベトナムには今年創設159年でアジア最古の動物園「サイゴン動植物園(Thảo Cầm Viên Sài Gòn)」もあるのですが、これまでに訪れて強く印象に残っている動物園もありませんでした。そのため、社員旅行のスケジュールに「野生の王国 群馬サファリパーク」を見つけても楽しみではなかったのですが、実際に訪れてみると、自分の想像をはるかに超える面白さに驚き、一瞬でサファリパークの虜になってしまいました。

■「野生の王国 群馬サファリパーク」の魅力




①自家用車・レンタカー・専用バスに乗って餌やり体験ができる

「野生の王国 群馬サファリパーク」では、広大な敷地内を自家用車、またはレンタカーや専用バスに乗って探検することができます。さらに、餌やり体験のできるバスに乗れば草食・肉食動物に餌を与えることができるだけではなく、普段近くで見ることのできない動物たちの姿を間近で観察することもできます。私は、専用バスに乗っての餌やり体験ではなく、飼育担当者の解説付きで、ホワイトタイガーの獣舎を見学する体験に参加し、ホワイトタイガーにトングを使って餌をあげたのですが、口を大きく開けて近づいてくるホワイトタイガーは迫力があり怖かったです。しかし、手を伸ばせば届く距離でトラやライオンを観察するという貴重な体験ができたので、とても興奮しました。

②遊園地もある

 園内には動物と触れ合うスペース以外にも、高さ40mでサファリパーク内を一望できる観覧車やジェットコースターなど合計11種類のアトラクションが楽しめる遊園地があります。この遊園地はどちらかと言えば子供向けのものが多い遊園地ですが、子供が乗ったらトラウマになりそうなアトラクション「ドキドキの洞窟探検」やレトロな雰囲気の「スリル満点のハイスクリュータワー」といった乗り物もあるので、子供から大人まで楽しむことができます。

③「野生の王国 群馬サファリパーク」限定グッズが購入できる

 私のオススメは餌やり体験用のバスがミニカーになった「プルバック・エサバス」と、バス型の缶に入った「バス缶クッキー」です。これを購入すれば、家に帰っても群馬サファリパークのことをすぐに思い出すことができるだけではなく、バス缶クッキーは食べて終わった後はバス缶を小物やおもちゃ入れとして再利用することができます。他にも群馬サファリパーク限定グッズや、動物たちの可愛いぬいぐるみなども販売されているので、気になった方はコチラをご覧ください。

■ベトナムにある動物園と日本にある動物園の違い

①動物の種類や園内の広さ

 皆さん、ベトナムにサファリパークは何カ所あると思いますか?正解は3カ所です。ではその中で1番大きな敷地面積を誇るサファリパークは何処にあると思いますか?正解はベトナム最西端に位置するフーコック島の「ヴィンパール・サファリ・フーコック(Vinpearl Safari Phú Quốc)」です。ヴィンパール・サファリ・フーコックの敷地面積は500万㎡あり、これは東南アジア最大規模の大きさです。

 皆さん、日本にサファリパークは何カ所あると思いますか?正解は11カ所です。では、その中で1番大きな敷地面積を誇るサファリパークは何処にあると思いますか?正解は大分県の「アフリカンサファリ」です。アフリカンサファリの敷地面積は115万㎡あり、広大な大草原の中で野生動物達がのびのびと暮らしています。

★ベトナムにあるサファリパークの数:3カ所

・1番大きいサファリパーク:ヴィンパール・サファリ・フーコック
・敷地面積:500万㎡(※東京ディズニーランドの敷地面積51万㎡の約10倍)
・動物の種類:約150種3000個体以上

★日本にあるサファリパークの数:11カ所

・1番大きいサファリパーク:アフリカンサファリ
・敷地面積:115万㎡(東京ディズニーランドの敷地面積51万㎡の約2倍)
・動物の種類:約70種類1400頭

②肉食動物への餌やり体験

 ベトナムのサファリパークでも動物への餌やり体験はできるのですが、ゾウやキリンといった草食動物限定で肉食動物への餌やり体験はできません。しかし、群馬サファリパークでは草食動物だけではなく、餌やり専用バスの中からホワイトタイガーがライオンといった肉食動物にも直接餌をあげることができます。

■まとめ




 今回は社員旅行で訪れて大好きになった群馬県にある「野生の王国 群馬サファリパーク」の魅力や、ベトナムと日本のサファリパークに関する違いについて紹介しましたがいかがだったでしょうか?私はこの場所へ訪れるまでサファリパークや動物園に対して良いイメージがなかったため、今回「野生の王国 群馬サファリパーク」の魅力を知ることができて本当に良かったと思います。なぜなら、この場所での体験は全てが特別で貴重なものだからです。また、ベトナムでは体験できない肉食動物と触れ合うことができることもわかったので、家族や地元の友達にも教えてあげたいと思いました。昔の私と同じように動物園やサファリパークに対して「つまらない」と思っている方は是非1度、群馬県にある「野生の王国 群馬サファリパーク」へ行ってみてください!きっと心の底から満足できることでしょう!最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

グエンテイ マイフォン

国・地域
ベトナム
居住地
埼玉県
得意カテゴリ
エンタメ

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