オススメの場所
2023.11.13

台湾出身の私が日本で見つけたオススメの場所: 琵琶湖の竹生島(ちくぶじま)

 はじめまして!2023年の4月に台湾のから留学してきた留学生のチョウ シンゴです。私は、はじめて日本旅行をした時に日本の景色が好きになり、留学することを決めました。現在は京都にある日本語学校で勉強しています。私の趣味は旅行をすることなので、これまで様々な場所へ行ったのですが、その中でも1番好きだった場所は滋賀県にある琵琶湖でした。そこで今回は琵琶湖の中に浮かぶ無人島「竹生島」について皆さんにご紹介したいと思います。

■竹生島の基本情報




名前:竹生島(ちくぶじま) / 別名:神の島
住所:滋賀県 長浜市 早崎町 竹生島
※日本最大の淡水湖「琵琶湖」北部にある無人島
※2016年に日本遺産登録
※竹生島にある宝厳寺(ほうごんじ)は西国三十三カ所観音霊場の第30番札所です

 竹生島には日本三弁財天の1つに数えられる「宝厳寺(ほうごんじ)」と「都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)」が鎮座し、この他にも国宝や重要文化財に指定されているものがたくさんあります。ちなみに、竹生島は“神の島”と呼ばれるくらい神聖な場所なので、寺社関係者や土産物店関係者でさえも毎日船に乗って竹生島へ通います。

■竹生島の魅力





①日本遺産にも登録されている神聖な島(竹生島)に誰でも上陸することができる
②島の中に神社「都久夫須麻神社」とお寺「宝厳寺」の両方が混在する
③島の様々な場所から違った絶景を見ることができる

 竹生島の魅力は、なんといっても国宝や重要文化財に指定されているものが沢山ある神聖な場所(無人島)なのに、誰でも上陸できることです。ちなみに、私の大好きな琵琶湖も400万年前から存在する世界有数の古代湖なので、私は琵琶湖の中を船で移動するだけでワクワクしました。さらに、島の周囲が約2㎞の小さな島、竹生島には、「都久夫須麻神社」と「宝厳寺」の両方が混在し、国宝に認定されている「都久夫須麻神社」の本殿と「宝厳寺」の唐門は、両方とも近くで実際に見ることができます。
 その他、船着き場から「都久夫須麻神社」や「宝厳寺」へと続く道は全て急な階段になっているのですが、途中立ち止まり来た道を振り返ると、木々や建物の間から紺碧の琵琶湖を見ることができます。私は、その階段から見た琵琶湖があまりにも美しかったので、しばらくそこに立って眺めていました。

※世界中で確認されている古代湖は20カ所しか存在しません。その1つが琵琶湖です
※都久夫須麻神社について詳しく知りたい方はコチラをご覧ください
※宝厳寺について詳しく知りたい方はコチラをご覧ください

■竹生島の注目ポイント:都久夫須麻神社本殿や宝厳寺(特に舟廊下)に注目!

 竹生島は島全体が1枚の岩(花崗岩:かこうがん)でできて、竹生島内にある階段はとても急です。しかし、その急斜面に都久夫須麻神社や宝厳寺は建てられています。この驚きは、実際に見なければわかりにくいとおもうのですが、信じられない程急な斜面に懸けるように造られているので「昔の人はどうやってこれを建てたのだろう?」と不思議に思いました。ちなみに後で調べわかったことですが、この建て方は日本にしかない建て方で名前は「懸造り(かけづくり)」と言います。竹生島へ行ったら、神社やお寺の建て方に注目してください。

■竹生島で挑戦してほしいこと:都久夫須麻神社 竜神拝所で“かわらけ投げ”(土器投げ)




“かわらけ投げ”とは、“かわらけ”と呼ばれる土器に願い事を書いて、本殿前にある竜神拝所から湖面に突き出た宮崎鳥居へ向かって投げる竹生島の伝統的な願掛け方法です。やり方は違いますが、台湾でも願掛けをやる文化はあるので、きっと楽しめると思います。“かわらけ投げ”について詳しく知りたい方はコチラをご覧ください。

※宝厳寺にも、「弁天様の幸せ願いダルマ」という面白い願掛け方法があります。これは、“弁天様の幸せ願いダルマ”と呼ばれる小さな赤いダルマの中に願い事を書いた紙を入れて、1年間本堂に奉納するという方法です。奉納したダルマの代わりに更に小さな弁天様の幸せ願いダルマがついたストラップが貰えるので、こちらも是非やってみてください。“弁天様の幸せ願いダルマ”について詳しく知りたい方はコチラをご覧ください。

■竹生島での注意点:船に乗り遅れないようにする




 宝厳寺や都久夫須麻神社では様々な種類の“お守り”、竹生島内ではお土産や小物も販売されています。ここで販売されているものは、竹生島内でしか購入できない物ばかりなので、竹生島から帰る時は買い忘れのないようにしてください。その他、買い物に夢中になりすぎると船に乗り遅れる恐れがあるため、時間は常に気にするようにしましょう!

※竹生島での上陸時間が短い場合は、次便への振替乗船も可能ですが、本数が少ないので乗り遅れることがないようにしましょう!(次便への振替乗船を希望する場合は窓口への連絡が必要です)

■まとめ




 今回は琵琶湖の中に浮かぶ無人島「竹生島」について紹介しましたが、いかがだったでしょうか?じつは私自身、琵琶湖を好きになるまで竹生島のことを知らなかったのですが、琵琶湖の観光案内スポットで竹生島のことを知ってからは居ても立っても居られなくなり、すぐに竹生島旅行を計画しました。(竹生島の神様に呼ばれたのかもしれません)私は今回、台湾とは異なる文化を学ぶことができて本当に良い経験ができました。これからも、日本の珍しい場所や、伝統的な場所を探して様々なことにチャレンジしていきたいと思います。皆さんも一緒に日本での生活を楽しみましょう!最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

チョウ シンゴ

国・地域
台湾
居住地
京都府
得意カテゴリ

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